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トイレットペーパーの買い方

2010年12月11日


毎日使っている紙の中で、再使用やリサイクルがちょっとできないのが、トイレットペーパーですよね。

私の家では、12年前から東京町田市にある湯舟共同学舎という施設で作っているトイレットペーパーを購入しています。古紙100%のトイレットペーパーがあまり出回っていなかった頃、この共働学舎の人たちが近所の家を一軒一軒雑誌や新聞を回収し、100%の再生紙を作っていることを知りました。しかし、大阪に住んでいるのにわざわざ東京からトイレットペーパーを買うなんて、エネルギーも無駄遣いもいいところです。そこで、いいことを思いつきました。

自分の家、一軒だけでなく、近所の家を巻き込んでたくさんで買うことにしました。

私の家が大阪の古い下町にあり、町自体が高齢化、町内での廃品回収もなくなってしまいました。一ヶ月に一回、新聞や雑誌を回収し回収場所に持ってきてもらった方にこのトイレットペーパーと交換することを思いつきました。トイレットペーパーを渡すだけでは味気ないので、手紙(ニュースレター)も添えてお渡しすることにしました。

最初の一回だけ町内会の回覧板でお知らせしました。ドキドキしながら待っていた最初の日、30軒ぐらいの家の方が持ってきてくれて家族みんなで喜んだのを昨日のことのように覚えています。それから少しづつ増えて、今は町内のだいたい半分ぐらいの方と周辺の町内会の方も持ってきてくれるようになりました。一人暮らしのお年寄りなど、それほどトイレットペーパーを使っていない家では、月に一回のこの新聞との交換だけで十分と話してくれます。

近所のおばちゃんたちは、
「新聞をゴミにだしてしまうのはもったいないって思っててん」
「手紙、楽しみにしてるで」
と声をかけてくれたり、回収の場所で町内の相談が始まったりします。中には、
「○○さん見かけへんけど、最近どないしてるんやろ?」
「○○さん、入院しはったん?」
という話もあり、一人暮らしのお年寄りも少なくないのですが、思わぬところで役立ったりしています。

さて、そのトイレットペーパー、年間約95万トン、1人1年で50個ぐらいのトイレットペーパーを使っています。ロシアでは新聞紙がトイレに置かれていましたが、それはそのまま堆肥にできるからで、水洗便所ではそれも無理。

送料がかかりますが、この湯舟共働学舎のトイレットペーパーを使ってみませんか?

湯舟共同学舎はこんなところ

注文などはメールかファックスがいいようです。

FAX: 042-734-6688
E-mail: kyoudougakusya@pop13.odn.ne.jp