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本当に賢い主婦は、「トクホ」の商品は買わない

2012年10月18日


トクホのお茶、ジュースやコーラなどが販売されています。
トクホって、なにかごぞんじですか?

特定保健用食品の略称のことで、
東京都のサイトでは次のように説明されています。

「からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいて、
血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、
お腹の調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の効果が科学的に証明されている」

なんか食べ続けたり飲み続けると健康になる感じがしますよね。

でも、ほんとうのところはどうなのでしょうか?

この規制している法律は、薬を扱っている薬事法ではなく、
保健や栄養を扱っている健康増進法です。

同じ東京都のサイトに次のように書かれています。
「健康が気になる方を対象にしている食品です。
 医薬品とは違いますので、病気の治療のために使用するものではない」

「薬品」とは違い、はっきりした効果をうたっているものではないのです。

薬ではないのですが、食べ方、飲み方に制限がついていたりします。
たくさん食べたり飲んだりしても意味が無かったり、
逆に下痢や軟便になる可能性があると書かれているものもあります。

でも、想像してみてください。
毎日一袋のソーセージ、毎日ハンバーグを1個、
毎日一本のお茶や飲み物、毎日即席麺を食べたり飲んだりし続けて、
効果が出ることがあるという程度の食品なのです。

さらに個別に実験データを出して認可されるのですが、
これには膨大な時間と経費がかかります。
だから、通常の食品より高価な食品になっています。

実は、あるトクホの飲料の治験に参加したことがあるのです。
治験の参加には幾つかの約束ごとがあります。

毎日、ほぼ決まった時間にペットボトル一本のお茶を飲むことを3ヶ月ほど続けました。

「普通の生活を続けてください」とありましたので、
なるべく食べ過ぎたりすることは避けようとしました。
また、毎日決まった時間に飲もうとすると、
どうしても規則正しい生活になります。

そして結果は、それほど効果があったかなあという程度でした。

その食品が認可されたかどうかわかりませんが、
たとえ良い結果が出ていたとしても、
それは普段の生活とは違う環境で出てきたデータなのです。

古来、「医食同源」という言葉があります。
新しい変わったものに頼るよりも
普段の生活を見直すことがもっと健康的に生きるコツだと思いませんか?