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被災地の声「ガラス屋という仕事を通じて」

2011年4月 6日

「ガラス屋という仕事を通じて」

 

福島県郡山市在住 三保谷泰輔さん


家族は全員無事でしたが、

ガラス屋でしたので商品のガラスが殆ど割れてしまいました。

事務所、店舗、作業場、自宅と、
すべていろいろなモノと割れたガラスでぐちゃぐちゃの状態になりました。

 


割れたガラスを片付けようとすると、上から破片が崩れ落ちてきます。

せっかく無事だったのにここでケガをしては、と、
慎重に慎重に片付けていくのが、気が遠くなるような作業です。

 

 


少し落ち着き始めると、近所の住宅や店舗から、ガラス修理の依頼、
地震で開かなくなった窓や扉の修理の依頼が来るようになりました。

今も、片付けが全部終っていないので、
少しずつ片付けながら、ご依頼いただいた修理にでかける毎日です。

 

 


福島原発の事故の影響で放射性物質が室内に入ってくることが心配なので、と
ガラスや扉の修理を望まれている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 


ところが、ガラスはなく、入荷待ち。

修理のご依頼も待ってもらっているような状況です。

資材が不足していて、思うような仕事が出来ていないのですが、
訪問するだけで、多くのお客様が大歓迎で迎えて下さいます。

修理を終えると、また喜んでくださいます。

 

 


この仕事をしてきた12年間の中で、

人の役に立つという喜びをこれほど感じたことはありませんでした。

毎日、充実した日々を過ごしています。


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