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脱原発への道玄海原発 再開容認へ

2011年7月 4日

佐賀県の古川知事は、定期検査で停止中の玄海原発2、3号機(佐賀県玄海町)について、経済産業大臣からの運転再開の要請を容認する姿勢を示しました。最終的には県議会の議論などを踏まえて決定され、もし、運転再開すれば、福島第一原発の事故後、定期検査で停止している原発の再稼働は全国初となります。

古川知事は再開を認める前提として、首相要請で全炉停止した浜岡原発との違いの説明と、再開に対する国の責任を求めていました。それに対して経済産業大臣は、浜岡原発と違って玄海原発は津波が起きにくく、玄海原発の安全性には国が責任を持つと述べ、運転再開を要請しました。


しかし、原発の耐震指針や安全設計審査指針を見直し、福島第一原発の事故を踏まえた新たな安全基準はまだ示されていません。現在、これらの指針の見直しにようやく着手したばかりで、新たな指針ができるには2、3年かかるとみられています。(朝日毎日新聞

 

これまで安全基準をクリアしたとされてきた福島原発で事故が起きました。原発の耐震の安全基準は本当に作成できるのでしょうか。今回の事故と同じことが他 の原発で起きないという保証はないのです。また、玄海原発では、敷地内に使用済み核燃料を保管する場所に余裕がなく、このまま運転を続けると、3年後には 満杯になってしまう状況です。使用済み核燃料を全国の原発から受け取って、再処理する青森県六ヶ所村の再処理工場はトラブルの連続によって運転しておら ず、保管場所はすでにいっぱいで、新たな受け入れはできません。玄海原発に限らず日本の原発を再開させるべきではありません。(『地球村』事務局)

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