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あなたにできること外部被曝・内部被曝対策

2011年7月26日

福島第一原発の事故から4カ月。福島県から出荷された牛の肉から放射性セシウムが検出されるなど、汚染は今も広がり続けています。私たちの日常生活においての外部被曝や内部被曝対策についてまとめました。

 

【内部被曝の影響はいつ出る?】
・内部被曝の症状や発症時期は人によって差があります。半年後に症状が出る場合や、30
年経ってから症状が出る場合があります。

 

【放射性物質は体のどこにたまる?】
・放射性物質の種類によって蓄積する部位が違います。例えば、ストロンチウムはカルシウムのように骨にたまるので、成長期の子どもの体内に入ると影響が大きいです。

 

【内部被曝の検査方法は?】
・専門機関でしか検査ができず、一般の人が自分で検査する方法はないと言えます。
・ガイガーカウンターでは元々、物体の表面に付着した放射性物質のチェックに使われるので、内部被曝の測定は難しいと言えます。

 

【放射性物質の移動経路は?】
・放射性物質は、風向きや風の強さなどによって運ばれる方向や距離が変わります。
・運ばれた先で雨が降ると、雨粒と共に地表面近くに降り注ぐことになります。

 

【危険な食べ物は?】
・あまり移動しない魚(カレイなど)に注意が必要です。カレイなどはエサと共に泥を食べるため、泥の中の放射性物質を体内に取り込む可能性があります。
・淡水魚は海水魚に比べて、いったん放射性物質を体内に取り込むと排出しにくくなっています。
・ホウレンソウなどの葉物野菜は、放射性物質が付着しやすいので注意しましょう。
・放射性セシウムは深さ5cmまでの土壌に滞留するので、さつまいもなど地表に近いところに根を張る野菜に気をつけましょう。
・土壌から生えるキノコや、ナッツやベリー類(放射性セシウムは種に入り込む傾向があるため)にも注意が必要です。
 

【野菜は洗剤で洗うといい?】
・放射性セシウムの場合、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗うと除去できます。

 

【家庭菜園で気をつけるべきことは?】
・土壌から作物に放射性物質が移行しないようにすることが大切です。
・ビニールの屋根を付けるなど、放射性物質を含んだ雨が当たらないようにしましょう。

 

【水道水や井戸水は飲んでも大丈夫?】
・マンションなどで屋上に貯留タンクが設置されている場合は、水道水にも注意が必要です。タンクの中に雨水が混入しないようにしましょう。

 

【海やプールで泳いでも大丈夫?】
・太平洋側、特に東北地方や首都圏での海水浴は注意が必要です。
・プールで泳ぐときには、プールサイドの土砂や雑草を除去しておくことが大切です。

 

【まだ雨は危ない?】
・地面に落ちた放射性物質が風で舞うことがあるので、降り始めの雨には注意が必要です。

 

【洗濯物が濡れたときは?】
・服の繊維の中に放射性物質が残ってしまうので、もう一度洗濯しましょう。
・雨の降り始めは空気中の放射性物質が一気に落ちてくるので、放射線量が高くなります。念のために洗い直しましょう。

 

【近づいてはいけない場所は?】
・水たまりに近づかないようにしましょう。
・噴水は放射性物質をまき散らす恐れがあるので、近づかないようにしましょう。
・芝生や草むら、側溝、植え込みの付近は、放射性物質がたまりやすい場所なので、近づかないようにしましょう。

 

【風が強い日は?】
・強風が吹いて土ぼこりが舞い上がると、土に付いた放射性物質も一緒に舞い上がるので、風が強い日は注意が必要です。

 

【市販のマスクは効果がある?】
・N95という防塵マスクは、直径0.3マイクロメートルの粒子に対して95%以上の捕集効率があるので、放射性物質を防ぐのにも有効です。


最も大切なことは、情報に関心を持ち、必要なことを理解し行動することです。
そして、周りの人にも情報を伝えて、一緒に行動するようにしましょう。


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