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脱原発への道

脱原発へ向けて、原発の危険性や世の中の動き、一人一人にできることなどを紹介していきます。

「脱原発への道」記事一覧

投稿日 タイトル
2012年5月15日 この夏、関西でも電力は足りる!
2012年5月10日 東京電力の再建計画の問題点
2012年5月 7日 大飯原発 周辺自治体は、
2012年5月 5日 日本の原発の稼働がゼロに
2012年5月 3日 日本の原子力予算
2012年5月 2日 夢の核燃料サイクルは夢だった
2012年4月30日 大飯原発事故時の放射能拡散について
2012年4月26日 敦賀原発と破砕帯
2012年4月21日 使用済み核燃料処理費
2012年4月19日 原発再稼働についてのまとめ
2012年4月10日 電力融通、物理的には可能
2012年4月 3日 1都4県の水力発電、東電に安価で売電
2012年4月 3日 大飯原発再稼働、先送り
2012年4月 2日 早急にガレキ処理を行うために
2012年3月28日 大阪市の原発住民投票条例案否決 維新・自公など反対
2012年2月21日 西日本 原発ゼロ
2012年2月 3日 原発住民投票提案へ 大阪市 有効署名、必要数超す
2012年2月 2日 IAEA ストレステストを検証
2012年1月24日 政府 電力需給6%余裕を隠す
2012年1月20日 大飯原発 審査基準のない安全評価
2012年1月18日 全原発停止まであと5基
2012年1月18日 原発運転 最長60年?!
2012年1月16日 原子力安全基盤機構 検査手順丸写し
2012年1月11日 資源エネルギー庁 核燃料処分コストを隠ぺい
2012年1月10日 政府 処理水の有害物質を放置
2012年1月 6日 核燃料サイクル 45年で10兆円投入
2011年12月 7日 原発用語 言い換えて危険な印象を消す
2011年12月 2日 福島県 全原発廃炉を復興計画に明記
2011年11月28日 もんじゅ抜本見直し
2011年11月24日 資源エネルギー庁 反原発の記事を中傷
2011年11月17日 原発の安全対策 1基194億円
2011年11月 4日 玄海原発4号機 運転再開
2011年10月28日 資源エネルギー庁 保安院の予算を査定
2011年10月24日 電力事業者 原発事故後も変わらぬ推進計画
2011年10月21日 東電 想定を超える津波を震災前に把握
2011年10月20日 原発国民投票の実現へ
2011年10月 3日 エネ特会の原発予算 1700億円が天下り法人へ
2011年9月30日 東電 電気料金原価を6000億円過大算定
2011年9月27日 電力会社 再生可能エネルギー買電に上限
2011年9月22日 東電 事故時マニュアルを塗りつぶす
2011年9月 9日 経産省 レベル7翌日に原発交付金を増額
2011年9月 7日 浪江町 原発交付金を辞退
2011年9月 7日 日本にできるか脱原発!意思表示しよう!変えよう!日本
2011年9月 1日 東電 10m以上の津波を震災前に想定
2011年8月10日 資源エネルギー庁 原発記事を監視
2011年8月 5日 政府 家庭の電力を過剰に推計
2011年8月 5日 南相馬市 原発交付金を辞退
2011年8月 2日 政府 脱原発の工程表作成を発表
2011年7月25日 原発が停止しても電力は不足しない
2011年7月15日 全電源喪失 18年前に検討されていた
2011年7月14日 菅首相 脱原発を明言
2011年7月13日 原発 今夏の再稼働困難
2011年7月11日 福島第一原発 廃炉に数十年
2011年7月 6日 【各国の結果から見る】「原発を増やせばCO2は減る」は正しくない
2011年7月 4日 玄海原発 再開容認へ
2011年6月29日 先の見えないもんじゅ
2011年6月21日 東北が自然エネルギーのモデルに
2011年6月20日 経産省 原発事故調査委員会の骨抜きを画策
2011年5月25日 5分で分かる!原発がいらない理由
2011年5月13日 電力の30%は原発?
2011年5月 9日 浜岡原発停止決定
2011年4月27日 広がる反原発運動(随時更新)
2011年4月26日 風力発電で原発40基分の発電可能
2011年4月25日 地震国に原発?
2011年4月25日 必要のない浜岡原発
2011年4月20日 高木善之講演会 「大震災と原発事故の真相」の動画
2011年4月14日 原発推進者 認識の甘さを謝罪
2011年4月 5日 【ドイツとの比較】放射線リスク最小化のための基準
2011年4月 1日 原発の全電源喪失 アメリカが30年前に想定
2011年3月30日 原子力監督機関と電力会社は一心同体
2011年3月25日 がんばれ東北!がんばれ日本!がんばれ世界!
2011年3月22日 あしたへの希望 -原発のない社会の実現を!-

この夏、関西でも電力は足りる!




国内で稼働している原発ゼロになった今、政府試算ではこの夏に関西電力を中心に電力不足になるとしていますが、本当でしょうか?

NGO などが原発再稼働がなくても節電などで電力不足は回避できると試算しています。

原発ゼロの夏を楽しみながら、過ごしましょう。

 

需給検証委員会 植田 和弘委員など (5月3日そもそも総研より)


20120503a関電を破綻させないために原発稼動 投稿者 bakaTepco14

【ポイント】

●2010年並の猛暑の場合、電力は
・日本全体で 0.4%不足
・関西電力は16.3%不足(約500万kW不足)

●節電はどの程度
・昨年の夏の東京電力管内で東京都内で18%の節電
 照明の見直し、空調の設定を行った
・関西電力では3%の節電しか見込んでいなかった
 照明や空調が4割を占めているので、もっと節約が可能

●節電すると余裕で揚水発電用の組み上げが可能になる

●他社からの購入
・周辺の中国電力、四国電力、北陸電力、中部電力と
 自社発電から購入可能
 

この動画の後半はこちら(なぜ、再稼働が必要か?)

 

気候ネットワーク


【ポイント】
●政府が予測した昨年の夏と冬の電力不足は起きなかった。

●供給力が過小評価
 節電効果は昨年の半分
 最大需要電力は平日の日中の数時間だけ

 





東京電力の再建計画の問題点




昨日政府が認定をした東京電力の再建計画(総合特別事業計画)には多くの問題点が含まれている。

●この計画の前提に柏崎刈谷原発7基の再稼働(来年4月から)がある。
 福島第一原発事故を起こした当事者が
 別の原発の再稼働を前提にしていることが問題

●東京電力の黒字化が前提
 電気料金の値上げが含まれているが、
 除染や廃炉のコストは計上されていない。

●株式の50%超を政府が保有し、実質国有化
 民主党政権は「脱原発依存」を掲げているが、
 政権が交代すると原発推進が加速される可能性がある。

●送配電分離は見かけだけの可能性
 送配電部門分離は子会社化(社内カンパニー)でしかない。
 送配電を一旦国有化し、別会社の設立でなければ、
 他の発電会社の参入の余地がない

「総括原価方式の見直し」「発送電分離」を前提にした根本的な電気政策の改革が必要です。





大飯原発 周辺自治体は、




周辺自治体が原発再稼働に対して、様々な提言、条件などを提示しています。

大阪府・大阪市と、滋賀県・京都府の条件、提言は以下のとおりです。

 

【大阪府市】
「原発再稼動に関する八条件」
1、国民が信頼できる規制機関として独立性の高い規制庁を設立する事
2、新体制の元で安全基準を根底から作り直す事
3、新体制の元で新たな安全基準に基づいた完全なストレステストを実施する事
4、重大な原発事故に対応できる防災基本計画と危機管理体制を構築すること
5、事故の影響が見込まれる、例えば原発から100キロ程度の都道府県との協定を締結できる仕組みを構築する事
6、使用済み核燃料の最終処理体制を確立しその実現に取り組む事
7、電力需要について徹底的に検証しその結果を開示する事
8、事故収束と損害賠償など原発事故で生じるリスクに対応できる仕組みを構築する事
* 6番の最終処理体制の確立がもっとも時間が掛かります。

【滋賀県・京都府】
「国民的理解のための原発政策への提言」
 1.原子力規制庁の早期設置や電力の需給状況を点検する第三者委員会の設置
 2.福島原発事故の徹底した解明と公表、電力需給状況に係る資料の完全な公開
 3.免震事務棟、防潮堤などの恒久的な対策ができていない段階における安全性の説明
 4.事故調査が終わらない段階において稼働するだけの緊急性の証明
 5.脱原発依存の実現の工程表明示と、核燃料サイクルの見通し
 6.事故を想定したオフサイトセンターの整備やマックス2、スピーディなどのシステムの整備と
  それに伴う避難体制の確立
 7.福島原発事故被害者の徹底救済と福井県に対する配慮





日本の原発の稼働がゼロに




 

国内で唯一稼働していた北海道泊原発が5月5日深夜に定期点検のため停止、国内の商業よる原発50基がすべて停止した。

2年前に政府は「2030年までに14基以上の原発増設、稼働率9割」というエネルギー基本計画を策定していたが、昨年3月11日の東日本大震災と福島第一原発事故以来、地元自治体などの反対により定期点検後の再稼働ができない状況になり、稼働原発がゼロとなった。

原発ゼロになったのは、1970年以来42年ぶり。

一度事故が起これば甚大な被害が出る原子力発電所を、必要性が高いからと安全対策が不十分なままで再稼働に踏み切るのは許されない。

5月5日東京新聞他新聞各紙





日本の原子力予算




日本政府の原子力関係の予算は、過去10年間で4.5兆円。そのうち4割の1.8兆円が「立地対策費」として、原発を誘致している自治体の地域振興等に充てられています。この財源は、電力会社が支払っている税金(電源開発促進税)ですが、結局私たち市民が、電気料金に上乗せされて払っているお金です。

このお金で原発を誘致している自治体は、誰も使わないホール、車のほとんど走らない高速道路、ほぼ無料で入浴できる温泉施設など無駄な公共事業をおこなっているのです。

 また、原子力関係の国の外郭団体は25機関(表)もあります。調べてみると次のようなことがわかりました。

・原子力安全委員会は、3月11日までは週に1回数時間の会合を持つだけが仕事でした。その委員給与は年間1650万円支払われています。

・原子力安全保安院は、スタッフ数440名、年間予算376億円の国の予算がついています。年間給与は、院長2000万円、審議官1600万円です。原発の安全性を担当する役所でありながら、原発事故は防げず責任もとっていません。

・(独) 原子力安全基盤機構のスタッフ数は450名、年間予算27億円。理事4700万円。原子力施設に関する検査や防災対策、安全確保のために必要なことを行う機関でありながら、事故は防げず、誰も責任をとっていません。

 

税金を無駄に使われ、被曝の不安、健康被害や食品汚染などの不安に苦しめられる状況になった根本原因は、実は私たち自身なのです。私たち日本に住む人が政治に無関心、税金に無関心、政治家を無責任に選び、学歴を偏重して官僚(公務員)になれば安泰と考え、何もしてこなかったことが、今の日本を生み出しています。

だからこそ、可能性はあります。私達自身の意識を変えることが、「今」必要なのです。


 





夢の核燃料サイクルは夢だった




「使用済み核燃料から得られるプルトニウムを原発の燃料として再利用すると半永久的にエネルギーが得られる! 核燃料で日本もエネルギーが自給できる!」

資源の少ない日本は、核燃料サイクル技術に夢と希望をかけてきた。しかし、その夢が夢でしかなかった現実が次々と現れている。

 使用済核燃料を再処理するための工場は、20年間という歳月と2兆円以上のお金をかけながら、全く稼働のメドが立っていない。プルトニウム燃料を使用する高速増殖炉(もんじゅ)は、1兆円以上のお金をかけながら、ナトリウム漏洩事故などによりほとんど稼働していない。再処理によって放射性廃棄物が1040倍に増え、管理コストが増える。再処理工場や高速増殖炉などの施設も解体時には、放射性廃棄物となり、そのまま地層処分する場合の200倍に増えるという試算もある。

 低レベル放射性廃棄物でも300年間の管理が必要であるが、プルトニウムなどの高レベル廃棄物は数十万年管理が必要とされており、最終処分場もまだ決まっていない

1991年、電力業界も採算性を疑問視する中、経産省や文科省の幹部が、慎重論を無視し、核燃料サイクルを無計画なまま強引に推進したとの内部資料も見つかっている。

アメリカ、フランス、ドイツなどは、すでに撤退している。しかし、日本は「核燃料サイクルは無限に行うことは不可能だ」と原子力委員会が20122月に見解を修正したが、基本的に核燃料サイクルを継続する方針を変えず、稼働するかどうか分らないもんじゅの地震対策のストレステストだけでも9億円の経費をつぎ込んでいる。

 今、夢は夢として、現実的なエネルギー政策を打ち立てることが必要になっている。







もし、大飯原発が福島第一原発と同じクラスの事故を起こした場合、放射能の拡散について環境シンクタンク「環境総合研究所」が公表しています。

大飯原発事故時のシュミレーションはこちら

国のシステム「SPEEDI」での大飯原発事故時の予測シュミレーションを滋賀県(大飯原発から30キロ圏)が文部科学省に請求したが、様々な理由で公表されていない。このため、滋賀県はSPEEDIの情報が得られないまま、防災計画の改定を行っている。





敦賀原発と破砕帯




福井県敦賀市の日本原子力発電(原電)が所有する敦賀原発の直下に「破砕帯」と呼ばれる活断層と同時に動く可能性がある地盤の亀裂が見つかった。原発の安全指針で、活断層の真上に原発を作ってはいけないことになっており、活断層と関係ありそうな周囲の亀裂も避けることになっている。

今回の破砕帯が活断層と一緒に動くと、建物が傾き、原発の配管を破損、原発が冷却できなくなるなど深刻な事態も想定される。

原子力安全・保安院は、原発を所有する原電に再調査を依頼した。現在原電が保有する原発は3基。
敦賀一号機は原発の運用年数40年を超えているため、廃炉の可能性が高い。
東海第2原発は地元の反対が強く、再稼働の見通しはない。

この状況では、原電が廃炉が見込まれるような調査結果を出さない可能性が高い。破砕帯の調査は、第三者機関が行う事が必要である。





使用済み核燃料処理費




原子力委員会の小委員会が、使用済み核燃料の処分コストを公表した。

2020年に脱原発を行なえば、10年間にかかる費用は約7.1兆円。原発を動かし 続けた場合に比べて、もっとも安いという結果になった。原発ゼロの場合のコスト試算はこれまでされて来なかった。ただ、この試算では、直接処分に再処理施設の廃止費用約5兆円も上乗せされている。

核燃料サイクルへは、これまで約十兆円の税金が使われてきたが、核燃料が裁量されるメドは立っていない。

また、このコスト試算で、総発電量に占める原発の割合を0%(脱原発)、20%、35%でも計算を行なっている。東日本大震災前の原発の割合は、最大でも25%であったにも関わらず、35%の試算を行うという現状を踏まえない推定も行われている。







原発の数

世界の原発の数  431
日本の原発の数   50(廃炉の福島第一原発を除く)
現在の稼働数    1

他はすべて不具合や定期点検で次々に停止中
最後の一基は北海道泊(とまり)の原発
これも5月5日「子どもの日」に定期点検で停止。
つまり、こどもの日に日本原発は「稼働ゼロ」になります。

稼働ゼロが意味するもの

これは、原発が軌道に乗って以来、初の大事件です。
このまま「原発ゼロで夏季を乗り切る」ことができれば、
「原発はなくてもいい」ことが証明され

新エネルギー(自然エネルギー)に進むことができます。
安全を求める市民、国民には歓迎すべきことであり、
世界の「脱原発」にも大きな影響が期待できます。

原子力村(政府、官僚電力会社)にとっては最悪のことです。
「日本の電力の3分の1は原発」
「日本は、原発が無いと成り立たない」など、
これまでの説明(宣伝)が根底から崩れ、
原子力村の利権も根底から崩れることになります。

そうなれば、「原発=危険=不要⇒廃炉」となるのは必至。
お金を生み出す宝箱だった原発が一転、「最悪の厄介物」になります。

原発再稼働へのシナリオ

1.安全基準はおおむね確認された
2.原発なしでは夏は乗り切れない
3.地元の理解を得て再稼働する
4.再稼働を政治判断

この一つひとつについて説明します。
ぜひ、理解して周りの人にもお伝えください。

1.原発は安全か

原発はいつか必ず最悪の事故を起こす「ロシアン・ルーレット」

原発は地震、津波だけではなく、コンピュータの故障、
人為的ミス、テロなどの可能性はいくらでもあります。
原発は想定内、想定外に関わらず、いつか必ず大惨事を起こします。
つまり原発は「ロシアン・ルーレット」なのです。

ストレステスト一次評価の安全基準(抜粋)

地震の加速度600ガル・・・・福島原発は1000ガル以上で破損
防波堤の高さ10メートル・・・最近の津波予想は20メートル以上
全電源喪失への対策・・・・・・現状、対策なし(今後数年で建設予定)
現状の安全基準は、きわめて危険です。

2.稼働ゼロで夏も乗り切れるか

関西電力の現在の発電量 2294万KW
現在の需要量 1800万KW(78%)
今冬のピーク 2500万KW
作夏のピーク 2500万KW

 関西電力の持つ、発電設備容量は水力と火力だけで2598万kW
 節電によって乗り切れることは明らかです。

3.地元の理解とは

地元とは、原発マネーと引き換えに原発を受け入れた福井県だけ?
大飯原発から30キロ圏には、京都府、滋賀県、100キロ圏には、兵庫県、大阪府。
さらに近畿の水がめ「琵琶湖」も含まれます。
4月2日、枝野大臣は「地元とは周辺を含む」と答えました。
福井県知事以外の周辺地域の知事は全員、反対を表明しているのです。

4.政治的判断するべきではない

ドイツは、倫理委員会(社会学者、哲学者、神学者)が
原発は容認できないと結論し、政府は「脱原発」を12年前倒しにしました。
イタリアは、国民投票の結果を重視して「脱原発」を宣言しました。

大阪府、大阪市が「再稼働のための8提言」を発表しました。
滋賀・京都知事が「国民的理解のための原発政策への提言」を共同提言しました。
私たちも「脱原発」に向けて様々な関わりを強化していこう。





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