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【第8回】新製品


「テレビがないと、冷蔵庫がないと、電子レンジがないと生活できない。エアコンがないと、クルマがないと生活できない」と考えていませんか。
もしそう考えているとすれば、それは本当でしょうか、思い込みでしょうか。
考えてみるとほんの40年前までそれらは無かったのです。
ほんの40年前まで無かったものが、ないと生活ができないと考えているのはなぜでしょう。
そして実際にそれなしで生活している人も少なくありません。
すると事実でないことを信じているということになります。事実でないことを信じているのはなぜでしょう。

CMによる洗脳ではないでしょうか。

例えば「冷蔵庫がないと腐る」と信じていますが、実際には冷蔵庫の無い時代に腐っていた食べ物よりも、現在冷蔵庫の中で腐っている食べ物の方がはるかに多いのです。
例えばテレビは家に1台から部屋に1台になり、それを便利快適と信じていますが、テレビが部屋に1台になって家族がばらばらになり一家団らんが失われ共通の話題が少なくなりました。

それが便利快適と言えるのでしょうか。
新しいものが入ってくるということは、古い伝統が失われるということです。
新製品は「今まで無かったもの、無くてよかったもの」であり、「今まで無かったものが入ってくることによって、今まであった何かを失うこと」です。

おなじように流行というものも、「クルマは四角いほうがいい、流線型がいい、丸いほうがいい」「スカートは長いほうがいい、短いほうがいい」「はやりの色は今年はグリーン、今年はパープル、今年はセピア、今年はダーク」などと業界が演出したCMにすぎません。

流行とは「いらないものをいると思い込ませ、いるものをいらないと思い込ませるテクニック」です。それは詐欺やだましとどう違うのでしょうか。


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