環境情報
【現状の経済(第12回)】景気回復とはバブルの再現
ところでバブル景気とは何だったのでしょう。
いらないものも買い、使えるものも捨てた時代でした。列島改造という言葉に踊らされて至るところで公共工事をしていました。「ふるさと創生資金」ということでお金がばらまかれ市町村はこぞって張り子のトラのような派手な建物を建てたり、山を削ったり川を埋め立てたりしたものでした。テレビやエアコンはそれまでの一家に1台が実現してしまったので「各部屋に1台」にエスカレート、クルマも普及してしまったので今度は「車検をするなら新車を買いましょう」となりました。「土地転がし」「地上げ屋」などの言葉がはやり土地を売ったり買ったりしました。そうしているだけで土地の値段がどんどん吊り上がりみんなが儲かったのです。一般のサラリーマンやOLや主婦までもが財テクといって株や土地、ゴルフの会員券、ワンルームマンションなどに手を出しました。
そしてバブルがはじけたあとはご存じのとおり、大やけどを負ったのです。元手を失い借金だけが残った人もたくさんいます。「ふるさと創生資金」でつくった施設の赤字で苦労している市町村もたくさんあります。
その後の世界全体の経済拡大に対して、アメリカのサブプライムローン(住宅ブーム)の崩壊がきっかけとなり、世界全体にバブル崩壊を起こしたのです。
