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【第15回】それによって失われたもの


なにごとにも両面があります。

一見便利快適、進歩発展に思えたことでも、必ずそれによって失われたものや犠牲があります。そして長い目で見ると明らかに失敗であったものは少なくありません。
40年前の生活を思い出してください。GNPは1/20でしたが家族団らんがありました。小川にはメダカやカニ、ホタルがいました。川は水はきれいで泳ぐこともできました。山に行けばフキ、タラ、キノコ、木の実や果物もありました。カブトムシもクワガタもいました。海岸に行けばどこでも泳げました。魚も釣れましたし、貝も採れました。

今は川や海の護岸工事、山の開発などのために、そのほとんどは失われました。

思えば、それによって一体何のためだったのでしょう。国や企業は「洪水がなくなった」と言いますが、本当でしょうか。もうすでに誰もが「そうではない」と感じています。自然の豊かさ、心の豊かさを失ってしまったのです。お金に代えてしまったのです。ふるさとをお金のために売り飛ばし、ふるさとをお金のために破壊してしまったのではないでしょうか。


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