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【現状の経済(第16回)】経済とは?
経済はもとは経国済民、つまり「国を治め民を救う」という意味でした。
ところが現状の経済は「国土を破壊し民を滅ぼす」という逆の状況を生み出しています。なぜ経済が本来の意味と正反対の結果になってしまったのでしょう。
現状の経済には「ここまで」「これでいい」という限度や満足というものがありません。売上げも給料も貯金も生活レベルも何もかも右上がりでなければならないと思い込んでいるのです。新聞もテレビも、経済に関しては、増えれば「順調」、増えなければ「低迷」、減れば「失速」と言うのです。こんなことをいつも聞かされれば「増えるのが当たり前」と考えるようになります。
経済(お金)は同じ量では満足できません。増量しないと不安を感じます。こういう病的心理を起こすものは麻薬です。麻薬は同じ量では満足が得られません。減らせば禁断症状が出ます。増やし続けなければなりませんが、増やし続けると最後には死に至ります。経済も同じです。
無限に拡大することは不可能です。

