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【現状の経済(第25回)】最後は必ず破綻する


左のグラフで、1990年以降aもbも飽和しているのはなぜでしょう。

まず途上国の累積債務が増大を続けついに返済不能になったのです。アルゼンチンの破産、ブラジルの破産と言われるもので、いくつかの途上国が返済不能に陥り自己破産宣告をしました。bは途上国の破産が始まったことを示しています。まだ完全破産ではなく一部破産(返済の減額や返済期限の延長など)です。その結果、aは先進国の累積債権(貸金)が頭打ちになったことを示しています。

この一部破産はまだ途上国の累積債務全体の1割ぐらいですが、問題は残り9割も返済の見通しが立たないことなのです。途上国が借金を返済できないということは先進国の貯蓄が消滅することを意味しているのです。