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【第31回】奴隷と人種差別


植民地時代に、黒人奴隷という歴史上もっとも悲劇的な状況が作られました。

 映画「ルーツ」や「アミスタッド」で描かれているとおり、アフリカで暮らしていた人々がある日、突然動物のように網で捕らえられ、奴隷船でアメリカなどに運ばれてたのです。何十日もの間、船底でスシ詰め状態で餓死、病死も多数ありました。そのあげく奴隷として売買され、一生動物のように虐げられて死んでいったのです。「風とともに去りぬ」などの映画に出てくる黒人奴隷など、日本人にすら当たり前のように見えているのです。アメリカはまさに奴隷制度の中で成長拡大を続けてきたのです。そしてその奴隷が開放されたのが1865年、その後も長く大きな差別や虐殺が続きました。そしていまだにその影響や後遺症も続いているのです。

日本人は奴隷制度や白人の黒人差別はいけないことだとわかっているつもりでしょうが、日本もかつて燐国を侵略し市民を強制連行し奴隷のように働かせた歴史があり、その国に対して差別意識は完全に消えたとはいいきれません。また日本人同士でも江戸時代につくられた差別意識が完全に消えたとはいいきれません。一人一人が過去の歴史から学び、相手の立場で考え、真の意味での平等を実現させていかなければなりません。


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