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【第38回】お金が生まれた歴史3(お金の誕生)


食糧の備蓄は富の象徴として非常に重要ですが、かさばる、手間がかかる、腐るなどで限度がありました。その限度をなくす方法として貨幣(お金)が発明されました。お金は腐らない、かさばらない、持ち運び自由、他のものと自由に交換できるなど非常に便利なものです。

この万能の性質によって結果的には人類は滅びることになるのです。

お金の発明によって物質面だけでなく心理面にも大きな変化が起こりました。 以前は農耕も食糧の備蓄も生きるためでした。ところがお金の登場によって、農耕や食糧の備蓄はお金を貯めるための手段に変わっていったのです。お金を貯めるために働く、お金を貯めるために生きるというように価値観の変化が起こったのです。

このことは、私たち先進国の日常(仕事、生活、価値観)についてよく考えてみると明らかです。お金が生きる目的になり、お金が社会システムの主役になり、お金が価値観の中心になっているのではないでしょうか。

助け合う人たちは貨幣を持ちません。彼らは「生きる目的は助け合うこと、楽しむこと、感じること、知ること、遊ぶこと、歌うこと、踊ること、食べること、寝ること、休むこと」とはっきりと言います。

私たちは「生きる目的は何か」と聞かれたらどう答えるのでしょう。


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