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どうする?! 日本の福祉

2017年03月31日


日本は、少子高齢化が進み福祉サービスは低下。貧困と格差も広がっている。
その問題を解決するためにどうすればいいのか、高福祉社会を参考に考えてみた。

(落合真弓)

●日本の福祉の現状

 ★待機児童が多い ・・ 45,000人
 ★生活苦や共働きで出生率は低下
 ★高齢化率、世界一
 ★保育士・介護士の人手不足(給与が低い)
 ★女性は低賃金、地位も低い
 ★教育費が高い
 ★貧困者の税金や社会保障負担は年々上昇
 ★年金、生活保護など、福祉サービスは縮小
 ★医療費は 3割負担
 ★貧困率が高い( 16%、OECD 30ヵ国中 27 位)
 ★労働者の 4割は非正規雇用でワーキングプアー
⇒政治不信、暮らしにくい、老後が心配

●日本の現状(アベノミクスの特徴)

 ★格差の拡大
  国民の税金、年金資金を株や巨大公共事業に投資
  富裕層はより豊かに、庶民はより貧しく( 3世帯に 1世帯は貯蓄ゼロ)
 ★公共事業など大企業へのバラマキ、大企業の減税
  低所得者の負担の増加
 ★軍事費の増額、"周辺国へ支援"という名のバラマキ

●一方、高福祉の国では

 ★原則、教育、医療、福祉が無料
 ★税金は高いが、国民は生活に安心
 ★日本のように「老後のための貯金」は必要ない
 ★その分、使えるお金が多いので生活が豊か
 ★将来に希望があり、出生率も上がる

●例えば

 ★ノルウェー、デンマーク、スウェーデンなどは医療、教育、福祉は無料
 ★キューバ、コスタリカ、ブータンなど日本より貧しい国も医療、教育は無料

●一生涯、安心

『地球は今』(2017.4).png

 ★医療無料(出産も無料)
 ★育児休業手当、復職は保証
 ★保育無料(もちろん待機児童ゼロ)
 ★教育無料(給食、教材も無料)
 ★受験戦争がない
 ★18歳以上の学生には月額約 77,000円の学生手当
 ★正社員、非正規社員だけではなく、
  企業が別でも仕事が同じなら給料も同じ、男女差もない
 ★老後無料(高齢者特別住宅、住宅ケア、生活保障)

●基本は「共生」

 ★「子育ては、社会全体の責任」だと考えられている
 ★「共生」の精神が、子どもの頃から学校教育によって形成される
 ★国民と国(政府)の信頼関係の熟成

●なぜ国民が政府を信頼できるか

 ★政治が熟成し、政治家の意識が高い
 ★国民の政治への関心が高い、投票率 80%以上
 ★ジェンダーバランスがとれている(女性議員が半数)
 ★国民の直接選挙で選ぶ
 ★税金、予算が公開され、不正が少なく、納得性がある

●今、日本に求められること

 ★アベノミクスをやめる・・・経済拡大(格差拡大)より、国民の安心を
 ★格差の縮小・・・同一労働同一賃金、正規非正規格差、男女格差
 ★税金の見直し・・・大企業有利、富裕層有利の現状を改める
 ★「平和」と「共生」と「環境」を、子どもの頃から学校教育で育む
 ★模擬投票などを教育の場のイベントに


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