アフガニスタン難民支援活動報告 -Afghanistan Support Activities Report ネットワーク地球村
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絶望の国から希望のメッセージ
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心臓病のジャミーラちゃん写真アップ!!
無事に手術を終えたジャミーラちゃんの天使のような満点笑顔の写真が届きました!(こちら
  ■ 小さな命
私たちが支援した“テント村”の中で出会った女の子、ジャミーラちゃん5歳!彼女は生まれたときから心臓が悪く、すぐに呼吸困難になった。目は充血し、顔も体中も黒くなり、手の指先、足の指先が大きくなっていた。
最初出会ったときジャミーラは全身から出ている絶望の表情に、僕たち全員が驚いた…。
無口、無気力、無表情といった感じだ。
お父さんのエスマトラさんにお話しを聞くと、ジャミーラは自分が他の子供とは違う…。といつも引け目を感じながら生きてきた。

弟を抱っこすると急に息が切れて弟と一緒に倒れる…。
色も黒く目は充血し、指は大きくなっていた…。
そんなジャミーラは“自分はそんなに長生きできない!”ということを知っているかのように今を生きていた…。

僕たちがこのテント村での支援活動を始めたころ、フッと考えてしまったことがある。それは“支援”ってなんだろう?たくさんの人々への支援を優先するあまり、こういった一人に対する支援というのは見捨てられてきたのではないだろうか?と。もちろん一人より多くの人を助ける方が効果的!というのもわかる。
そんなとき思ったのです。
あ〜こうやって小さいことは切り捨てられてきたんだな〜って。
今までこうやって弱い立場の人、本当に困っている人、力のない人々が、ひっそりと死んでいっているんだ…。決して表にはでない人々がひっそりと力尽きていく…。そんな小さな命をも助けたい!ってこのときに思ったのです。
  ▲ ジャミーラの診察
どこまでできるかわからない。でも最初から無理!駄目!難しい!と議論しているより、できるだけのことをやってみようとみんなで決意したのです。 まずは日本の医療NGOを訪ね症状を聞き、大きい病院で治療してもらうための紹介状を書いてもらい、時間を作っては病院に行き、待たされ、そして「今日は先生が来ない!」というのを何回も何回も味わいました。
そんなときのジャミーラちゃんの顔はうつろな表情になります…。
『あ〜やっぱり自分は駄目なのかも…。』というような諦めの顔になります。
当然お父さんもおじいちゃんも段々諦めが入ってきます。

いつも言っていたのが『ありがとう!ありがとう!あなた方がしてくれたことは決して忘れない・・・
日本人がここまで助けてくれたことをこの子も神様もちゃんと知っている。ここまでこの子のことを思ってくれたのはあなた方が初めてだよ』と。
そんな時、『まだ終わってない!』と根拠のない返答をしておりました。

ジャミーラにも僕たちは涙目ながらも『ジャミーラ!絶対に助けるからね!必ず助けるからね。必ず・・・だから諦めないでね』と何回も抱きしめました。
  ▲ 診療所で
  ▲ 笑顔のジャミーラ
それが伝わって来たのか、少しずつ、少しずつ、、、絶望の顔から笑顔がこぼれるようになってきたのです。

その諦めなかったのが周りにも伝わったのか、JIFFセンター(日本の無償で医療活動をしているNGO)の看護婦さん達が(日本人とアフガン人の女性)時間の空いているときにあちこちの病院、NGOを回ってくれました…。
そしてやっとジャミーラちゃんを診てくれるNGOが見つかったのです。それがイランの医療NGOでした。彼らはそういった貧しい子供たちを無償で治療をしているNGOだったのです。もし、重病の患者さんであれば、本国の病院へ搬送し診てくれるというありがたいNGOでした。

ジャミーラは早速診察および生活状況をチェックされ、正式に患者として認定され、そしてイランへ搬送されました。
  ▲ イランの医療活動をしているNGOで
  ▲  イランのパスポートとビザを取得したジャミーラとお父さん
イラン地震が起こり、一時は安否を心配されましたが、無事を確認し一安心…!あとは手術の成功のみをみんなで祈ってました。
そして2004年1月20日!アフガニスタンのコーディネーターのアブドラさんから電話が来ました!
無事に手術を終え、元気に帰ってきたジャミーラ!黒かった顔も白くなり、、、そして笑顔になって帰ってきたと…。この電話を受け、涙が止まりませんでした…。
  ▲ 病院のお花畑で
無事に手術を終えたジャミーラの写真
← 2004.3.22
 【無事に手術を終えたジャミーラ】

天使のような満点の笑顔になりました。
生きる希望をたくさんの人によって見出すことができ、ジャミーラ自身を含め、家族のみんなが生きる喜びに満ちていたようでした。

小さな命、、、されど命。
たくさんのみなさんの支援によって、たった一人かもしれませんが、”生きる希望”を支援することができたことを心より感謝いたします。
ありがとうございました。

※このジャミーラ基金は、個別の基金でおこなわれました。『地球村』アフガン募金とは別会計でおこなわれたことをお断り申し上げておきます。




photo by:井坂泰成
最後まで諦めなかったこと…。たくさんの人に支えられたこと…。そして小さな命をも大事にできたことなどが、ぐるぐるといっぺんに出てきてしまい、自然と涙が出てきてしまったのでした。

たった一つの命かもしれない!でもこの小さな命と向き合うことでたくさんのことを学んだように思います。それはみんながみんなのことを思いやることができたのなら、世界はきっと平和に!そして幸せになっていくだろうな〜と。すべてはつながっている。自分がどのような生き方をするか?お互いの幸せの為に自分はどのような選択をするのか?を意識したとき、その人の人生や生き方変わってくるように思いました。

このジャミーラの為に本当にたくさんの人にお世話になりました。心から感謝いたします。
ありがとうございました。
ジャミーラちゃんの心臓手術をするためには2,000ドル必要でした。
2,000ドルというと普通のアフガニスタンの人たちにとって、一生目にすることのない大金です。このため、ジャミーラちゃん本人も家族も手術をあきらめていました。
2003年12月27日に岡山で行われたUGCフォーラムで参加者に募金を呼びかけたところ、あっという間に必要なお金が集まりました。
これもUGC(『地球市民連合』)の1つの成果だと思います。
本当にありがとうございました。
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