アフガニスタン難民支援活動報告 -Afghanistan Support Activities Report ネットワーク地球村
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絶望の国から希望のメッセージ
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  ■ ウスタッド・サヒーからのメッセージ
   ◆ ウスタッド・サヒーさん
 私たちがアフガニスタンの支援を行う際に教育分野に特に力を入れていきたと考えたのは、ウスタッド・サヒーという人から次の言葉を聞いた時でした。

 ウスタッド・サヒーさんはアフガニスタンで7年連続格闘技チャンピョンになったスポーツマンで、日頃はとても陽気な37歳の男性です。

いつも冗談ばかり言っているウスタッドがあるとき真剣な顔でこんな話をしてくれました。
「アフガニスタンでは23年間戦争が続き、私たちは子どものころから戦うこと、人を殺すことしか学ばなかった。だから平和になった今でも何か問題があると戦いで解決しようとする。子どものころから戦うこと、殺しあうことしか学ばなかった悲しみがわかるか?」

 「子どものころから戦うこと、人を殺すことしか学ばなかった。」という言葉ほど悲しい言葉を聞いたことはありませんでした。私は胸が一杯になって何も言えませんでした。

 そんな環境で育った子どもたちはどんな気持ちで生活していたのでしょう?
そしてその子どもたちの親はどれほど悲しい思いをしたことでしょう?

   ◆ コンテナで勉強
 その後に
「でもアフガニスタンが平和になった今、子どもたちにはきちんと教育を受け、何か問題があっても話し合いで解決できるようになって欲しい。それが平和な国づくりの第一歩なんだ。俺はそれをスポーツを通じてやっていきたい。お前達がアフガニスタンで支援をするんであれば、ぜひ教育の分野で支援をしてもらいたい」
と話してくれました。

 今、学校を訪問して子どもたちに夢を聞くと「エンジニアになりたい。」「お医者さんになりたい。」「先生になりたい。」と目をキラキラさせて答えてくれます。

 「なぜ?」と聞くとみんな「アフガニスタンのために働きたい。」「人のために役に立つ人間になりたい。」と答えてくれます。

 こんな純粋な気持ちを持った子どもたちが戦うことや人を殺すことしか学べなかった時代の悲惨さは、私には想像することしかできませんが、二度とそんな時代が訪れて欲しくありません。だからこそ子どもたちが平和について学べるように教育分野の支援を続けて行きたいと思っています。

 これからも皆様のご支援をよろしくお願いします。
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