アフガニスタン難民支援活動報告 -Afghanistan Support Activities Report ネットワーク地球村
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絶望の国から希望のメッセージ
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書籍の紹介「アフガニスタン難民支援活動報告書」


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2005年2月末よりスタッフが自立支援活動を行なっております。現地からのメール報告より、一部をお届けします。

【2005/4/4】 植林プロジェクトPart-III

カブール郊外のパグマン郡にあるゾコール・パグマン学校(小、中、高が一緒になっている)に植える苗木を近郊の農家で購入しました。今回購入したのは、りんご100本、杏90本、桃10本、アーモンド50本の計250本。これを学校に敷地に3メートル間隔で植えて行きます。幸い、この学校で生物を教えているワジル先生が全面協力してくれることになり、植林後の世話も責任を持ってやってくれることになりました。パグマン郡も戦争中大きな被害を受け、豊な農業地帯だったこの地区もほとんどが荒地になっています。この学校で植林することにより子どもたちが自分の家や畑でも植林を始めてくれることを楽しみにしています。植林は4月7日に実施予定です。



 植林のために掘られた穴


 運びこまれた苗木


【2005/4/3】 カラエ・ワジル第二期工事

ここ数日好天が続き、カラエ・ワジルの第二期工事が順調に進んでいます。3月後半は雨で作業中止になる日が何日もあり、4月末の完工が危ぶまれていましたが、この数日で一気に遅れを取り戻した感じです。学校に行く度にどんどん壁が仕上がっていき、目に見えて工事が進んでいるのが確認できるのでとても楽しみです。4月8日には壁が完成し、9日から屋根の工事が始まる予定です。



 順調に進む壁の工事
  責任者のマルクが皆を引っ張る


【2005/4/2】 アフガニスタンの春

日本でも桜前線が北上していると思いますが、カブールにも春が訪れています。中心部ではほとんど見かけないのですが、郊外の農村部に行くと杏の花、アーモンドの花、桃の花等が満開になっています。杏の花は遠くから見ると桜の花の様で日本の春を思い出させてくれます。アフガニスタンではこの時期が植林に最適で、カブール市内のいたるところに苗木市場が開かれ、苗木を持った人たちが行き交っています。家の庭を花や木々で美しく彩ることがアフガニスタン人の大好きな趣味の一つです。



 杏の花


 アーモンドの花


【2005/3/30】 子どもたちが学校に戻ってくる

新学期が始まり一週間。徐々に子どもたちが学校に戻ってきています。

カラエ・ワジル小学校は本来女子校ですが、小学校6年生までは男の子も通っています。このため、午前中を女子生徒、午後を男子生徒に分けて授業を行っています。新しい教室で、机と椅子を使って勉強している子どもたちはとっても嬉しそう。ここからアフガニスタンの未来を担う子どもたちが育っていくことを楽しみにしています。



 学校大好き


 新教室の建設も順調に進む


【2005/3/29】 新学期スタート

3月27日にアフガニスタンでは新学期が始まりました。

といっても日本のように一斉に授業が始まるのではなく、履修登録や教科書の配布がこの日から徐々に始まります。そして通常通り授業が行われるのは2週間〜1ヵ月後という日本では考えられないのんびりした新学期のスタートです。先生達も給与だけでは生活が厳しく学校外に仕事を持っており、新学期がスタートしてすぐに学校に戻ってくる人は半分ぐらいということです。これから少しずつ先生と子どもたちが学校に戻ってきて、今年増設している教室が完成する4月末には学校が子どもたちの笑い声で溢れているはずです。



 新学期の教科書配布


 新しい教室で勉強開始


【2005/3/27】 植林プロジェクト in カラエ・ワジル小学校

3月27日、カラエ・ワジル小学校で子どもたちと植林を実施しました。

今回、農業省から苗木の提供を受け、約80本の苗木を確保しました。苗木を学校に運び込んで植林をするからと子どもたちに呼びかけるとあっという間に200名を超える子どもたちが集まり、大混乱に。このため植林をストップして、子どもたちを校庭の外に出して、40〜50名ずつ順番に校庭に入れ、3人一組で植林をしてもらいました。

子どもたちに植林についての感想を聞くと
「5年後、10年後に大きくなったこの木の木陰で勉強するのが楽しみだ。」
「自分たちの学校を緑で一杯にして行きたい。毎日水をやって、大切に育てていくんだ。」
と元気に答えてくれました。

自分で植えた木が大きく成長した時、きっと子どもたちの心に「自分が植えた木がこんなに大きくなった。自分にもアフガニスタンのためにできることがあるんだ。」という自信と希望が生まれてくると思います。

そんな子どもたちに会いに10年後にもう一度アフガニスタンを訪問しようと決意しました。



 苗木を受け取る子どもたち


 これが僕たちの木だ


【2005/3/27】 カラエ・ワジル小学校

カラエ・ワジル小学校の建設は順調に進んでいます。

訪問する度に校舎の壁がどんどん高くなっているのでびっくりしてしまいます。技術者7名、人夫21名の体制で、朝の8時から夕方の5時、6時まで作業を続けています。

この時期アフガニスタンは寒暖の差が激しく、天気の良い日は長袖のシャツを着ていると汗ばむくらいですが、雨が降り出すとオーバーを着ていても寒くてたまらなくなります。こうした状況で大雨が降らない限り作業を続けている現場責任者のマルク始め、現場で働くスタッフには頭が下がります。マルクは子どもたちのためにも日本の支援者のためにもなんとしても約束の4月28日までに工事を終えるんだといつも先頭に立って働いてくれます。

27日から新学期が始まりましたが、先生も子どもたちも三分の一ぐらいしか学校に来ていません。約2週間後から本格的に新学期が始まるという、日本では考えられないのんびりした状況です。

でも、皆がそろうころには新たらしい校舎もかなり出来上がっているはずです。
楽しみです。



 どんどん壁が出来上がっていく


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