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〔書籍〕 『「憲法九条」国民投票』

2013年05月01日


憲法改憲の話がよく聞かれるようになりました。

でも、なぜ今、改憲なのでしょうか。

一番論点になるのは「憲法九条」です。
憲法九条には「軍隊保持・交戦権」について次のように書いてあります。

1、日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

「交戦権を放棄」「軍隊をもたない」と述べていますが、自衛隊、日米安保条約、共同軍事演習などの現状と矛盾しています。そこで、政府は現状の合わせて憲法を変えようとしていますが、本当にそれでいいのでしょうか。

その第一歩として憲法を変えやすくするために憲法九六条を変更しようとしています。
第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

憲法改正の発議には国会議員の「2/3以上」の賛成が必要ですが、政府はこれを「1/2以上」にハードルを下げようとしています。「2/3以上」というのは、世界的にみて決して高いハードルではないのに、それを「1/2以上」に緩めていいのでしょうか。

そして、最終は主権者である私たちが決める権利を持っています。その方法が「国民投票」です。

日本の主権者である私たちへ、憲法九条のことを賛否を含めてよく知ってほしいという意図で、この本『「憲法九条」国民投票』は作られています。ぜひ、この本を読んでください。

そして、平和を守るために何が必要なのかをしっかり考えていきましょう。(事務局 渡辺裕文)