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ネットワーク『地球村』代表高木善之の公式ブログです。

★白鵬、おめでとう!

横綱の引退年齢は平均29.5歳。
白鵬はすでに32歳、昨年は初の5敗。
右足に重大な故障を抱えていた。
引退か、手術か。
彼は苦しい道、手術を選んだ。
手術から1年、5月場所では全勝優勝、
そしてきのう前人未到の1048勝を達成!
きょうは1049勝、記録を更新!

17年前、15歳、175センチ、65キロ
どこの部屋にも入れなかった小柄な少年を
宮城野親方が受け入れた。
その彼が、いま歴史に残る大横綱に。
日本国籍を取り親方になる決意をした。
東京五輪までがんばってくれ。
あと数回優勝を、あと100勝を。


★重要項目アンケート


コスタリカ6

 
★コスタリカ最終日
コスタリカ6日目、きょうが最終日です。
国立劇場、国立博物館、最高裁判所を訪問しました。

★積極的平和主義
安倍総理が最近、よく言う言葉ですが、
「固有の領土」「領土問題は存在しない」「断固戦う」
これって、平和主義????
と思っていたが、本当に意味がよくわかりました。

コスタリカは、
1983年「非武装中立・積極的平和宣言」を行った。
「消極的平和」とは、
「他人の紛争には口は出さないから、私もことも放っておいてね」
という立場を意味します。
「積極的平和」とは、
「紛争には、解決や和平のために積極的に関わります」
という立場を意味します。
その場合、自分が武装していたなら仲裁ではなく、
警察のような立場であり鎮圧、制圧です。
さらに、ボクシングのレフェリーやスポーツの審判が、
一方と同盟を結んでいたり、応援団であればおかしい。
だから「平和主義」を宣言するなら、
自分も「非武装中立」でなければならない。
「平和学」では、それが基本だそうです。

日本は、非武装でもなく、中立でもない。
その国が「積極的平和主義」を掲げることはできない。
ましてや安倍総理の姿勢は、全く平和主義ではない。
むしろ「積極的軍国主義」ではないだろうか。

 

最高裁判所について、ショックと感動!

日本の最高裁判所は、
地方裁、高等裁で決着しない事件を裁く最後の裁判所。
名前は最高だが、実質は、最も政府に立場に近く
政府に不利な判決を出すことは殆ど無い。

しかしコスタリカでは全く違う。
最高裁判所は、「人権と憲法に関する問題を扱う場」であり、...
人権や憲法の問題は、最初からここです。
それも、誰でも訴えることができるのです。
実際の例を述べます。

1.イラク戦争時、アメリカを支持
アメリカはイラク攻撃の時、
「アメリカを支援しない国はテロ国家とみなす」
という無茶な宣言をし、日本は真っ先にアメリカを支援、
巨額の戦費を支援したことはよくご存知だと思いますが、
コスタリカの大統領もアメリカ支援を表明。
これに対して19歳の学生が、
これは平和憲法への違反だと訴訟を起こし、
7人の裁判官は全員一致で違憲判決!
大統領はアメリカ支持を撤回。アメリカ政府もこれも了承!

2.小学校の校庭が校長の判断で駐車場に
小学生が「遊ぶ権利の侵害」と訴えて勝訴。
校長は駐車場を撤去した。

3.サカーボールが隣接する池に
小学校の校庭でサッカーをしていると、
ボールが隣接する池によく落ちる。
このことに対して小学生が、
「遊ぶ権利と危険」を訴えて勝訴。
国は、池にさくを設けた。

日本では、こういう訴えはできない。
「○○により私は精神的、経済的に苦痛を受けた。
 だから○○万円の損害を賠償してほしい」という形で
地方裁判所に訴えなければならないのだ。
上記のような形では訴えることができないのだ。

コスタリカの憲法は国民を守るためにあるが、
日本の場合は、国家を守るためにあるように思える。
これらのことも、憲法の精神に反している。
コスタリカでは、平和、人権、民主主義について
大きな気付きと学びがあった。
このことは絶対に伝えなければいけない。
広く知らせないといけないと決意しました。

あすは早朝5時過ぎにチェックアウトして
ニューヨークに向かいます。
 

コスタリカ5

 
コスタリカ5日目!
国立「こども病院」、環境エネルギー省、刑務所の訪問でした。

★国立こども病院
コスタリカは医療が無料ですが予算不足なので、
ボランティア、民間の手厚い支援と協力で支えられています。
このこども病院は、国立病院29の中で唯一の子供専門病院です。
医師64名、スタッフ200名。ベッド400床。
診療は年間13万人、治療は130万件。
なんとそれを支えるボランティアスタッフは2000名!!!
つまり病院のスタッフ200名の10倍
2000名ものボランティアが支えているのです!!!
さらに予算は絶対的に不足しているのですが、
それをテレビなどで「いま○○が足りない。○○を応援してくださ
い」
などを知らせることで市民グループや企業などが、
全力の寄付、支援、応援をしてくれているそうです!
感動!感動!
それは、このこども病院にかぎらず、
すべての病院でも同じだそうです。
そして医療費は誰でも無料!
貧しい人でも、保険に入っていない人でも、
外国人でも、観光局でも、誰でも本当に無料だそうです!
感動!感動!感謝!感謝!

★環境エネルギー省
電力の90%以上は自然エネルギーです。
それも近々、100%にするそうです。
「なぜ、それができるのか」と質問すると、
「環境立国、民主主義国として、それが必要だからです」
「難しいでしょう」と言うと、局次長は笑顔で
「はい、難しいです。でもなんとかなるでしょう!」
そして「プラビーダ!」と言いました!
※「幸せな生活!なんとかなるさ!」など便利な言葉です!

「今後、原発を建設する可能性は?」と質問すると
笑顔で「ありえません!日本から学びましたから」と断言。

★刑務所
日本の刑務所は「罰する場」「自由を奪う場」でしょうが、
コスタリカではまったく反対でした。
「人間性を回復する場」という考えなので、いたれりつくせりです

なぜならば、「犯罪者は、本来与えられるべきものを
与えられなかったことが原因」という思想に基づいています。
・文字が読めない人には、義務教育を!
・人権や自分の尊厳を理解していない人には癒やしを!
・手に技術がない人には、木工や彫刻や絵画などを!
それを専門家がボランティアで教えてに来るのです!
実はそういうボランティアの中には、元受刑者も居るのだそうです

高い塀も鉄格子もなく、手錠も鎖もないのです。
囚人服もないのです。
ただ外部には自由に行き来できないというだけで、
雰囲気はまるでふつうの社員寮と同じです。
一番驚いたのでは、配偶者や恋人が面会に来たら、
一定の時間プライベートを過ごせる「愛の部屋」もあるのです!!!
さらに!!!
10年たてば、「前科」は消えるのです!
もう、なんと言えばいいか・・・
ショックと感動!言葉もありません!

「そんなに快適な刑務所なら、すぐに舞い戻ってくるだろう」と
思うかもしれないが、コスタリカは再犯率が低い。
日本の再犯率は50%、コスタリカは20%。
さらに、死刑は1880年に廃止!
コスタリカは一貫して人権、民主主義、平和を基本としているのです。
(^_^)v (^o^)/

 

 

 

 


コスタリカ4

 
★コスタリカ4日目!
選挙最高裁判所と教育省と社会援助機構の3箇所の訪問でした。
コスタリカは「三権分立」の他に、
「選挙」が独立した4つ目の権利なのです!
これを守るために選挙最高裁判所があります。
選挙権は最も重要な権利だから、それを守るために、
選挙に関するもの(戸籍、身分証明書、選挙権、選管、投開票、
公職選挙法、選挙違反など)すべての管理がここで行われます。
こうすることで「選挙は他の三権から独立」が保証されている。
選挙の大切さを学校で教え、その実習や参加もする。
投票は権利ではなく義務なのです。
その結果、投票率は80%。

教育省(文部省)は、日本の受験教育、偏差値教育と大きく違う。
5歳半からの10年間の義務教育によって、
日本の子どもたちとは大きく違い、
自立、自発、多様性を養えるようになっている。

社会援助機構は貧困者の自立支援をする部門で、
貧困層にお金を与えるだけではなく、
むしろ貧困の解決にお金を使うことがメインで、
この40年で貧困率が50%から20%に改善した。
現在300億円の予算で20万世帯の生活支援をしている。
※300億円というと小さいと感じますが、
 人口が500万人の国、日本と比べて経済も小さい国です。
 日本の人口に換算すると25倍、7500億円
経済レベルでは3倍違うので換算すると2兆円以上。
これがすごいレベルだと思います。

私たちの「平和とは」の質問に対して、
選挙裁判所の担当者は
「平和とは民主主義であり、社会制度以上に日々の生き方の積み重
ねです」
教育省の担当者は
「平和とは争いが起こらないことではなく、
 争いが起こった時、問題を解決する力、
 つまり話し合いと受容と寛大な心を養うことです」

期せずして、『地球村』の基本理念と同じであったので、
みんなは思わず感動して拍手しました。
(^_^)v (^o^)/


 

 

 


コスタリカ3

 
★コスタリカ3日目!
エコツアー二日目は、熱帯雨林を歩きました。
※正確には「熱帯霧林」というのだそうです。
アマゾンの熱帯雨林(原生林)とは違い、
人工的に修復された森林なので、
規模も小さく生き物も少なかったが、
すばらしい生態系に感動!
地上数十メートルの吊り橋は
かなりの揺れでスリル満点!
メンバーの半数は「キャッ!キャッ!」と、
はしゃいで、わざと揺すったり、走ったり!
メンバーの半数は「きゃ~~~~!」とこわがったり!
私は高所恐怖症・・・後者でした!
素晴らしい景色、素晴らしい体験でした!

実は今回、難病を抱えた仲間が参加。
膠原病で筋肉が固く、パニック症候群もあり、
飛行機も無理、海外旅行など論外!という人なのに、
最後のチャレンジとばかりに、ツアーに参加。
事前の訓練として、ウォーキングから始めて、
最後はジョギングが1時間もできるようになり、
でも全員、ヒヤヒヤ、ドキドキの参加でした!
結果は、なんと!
二日間のエコツアーの完歩ができたのでした!
夜のミーティングでは、
それを全員でケーキでお祝いしました!
その後は、平和の根本について話し合い、
「平和をめざすには、自分の心が平和であること」
「負のエネルギー(怒り、憤り)ではなく、
 プラスエネルギーが大事だ」ということを
分かち合った。
あすから、平和、教育、福祉関係の視察です。
 

コスタリカ2

 
★コスタリカ2日目!
二日目はフォルトゥーナ町のコテージからです。
きのうは首都サンホセからチャーターバスで5時間かけて、
ダナウスエコセンター(自然保護地域)に。
そこは熱帯雲霧林で、多くの生物の宝庫だった!
ナマケモノ、イグアナ、リスなどの動物たち、
宝石のようなモルフォ蝶、赤目アマガエル、葉切アリの行進に会っ
た。
コスタリカはスペインの植民以前は国土の80%以上が熱帯林だったが、
コーヒーなどの栽培のための森林伐採で熱帯林は15%までに激減
保水力が落ち水不足を経験、植林を始めて25%まで回復。
それをすべて国立公園や保護区に。
いまでは生物の多様性も回復して、
現在では大きな観光収入源になっている。
政府の三本柱は「民主主義、平和、環境」であり、
この50年で、その一つ一つがはっきりと結果を生み出している。
きょうはエコツアー後半、吊り橋を渡る予定だ。
11名全員無事です。(^_^)v (^o^)/
 

 

 

 


コスタリカ1

 
★さあ、出発!
『地球村』の仲間12名で
コスタリカの平和視察ツアーです。
関西空港から13時間、
ニューヨークに着きました。
空港内だから寒さはあまり感じません。
ここで乗り換えてコスタリカまで5時間。
待ち時間の間に、みんなで広い空港内の視察と、
レストランの味見チェックです。
コスタリカまで、まる一日!
どんな国か、大いに楽しみです。
では\(^o^)/
 
★コスタリカ到着!
いまコスタリカの首都サンホセのホテルです。
きのうは24時間の長旅で到着は夜9時。
なんと、首都なのにほとんどの店も閉店、早寝!

仕方なく、外に出ずにホテルでミーティング。
平和WS(ワークショップ)のオリエンテーション。
なぜ60年前に軍隊を廃止できたのか。
なぜ、平和が維持できているのか。
なぜ自然エネルギー90%以上が実現できているのか。
その大切な根本の問題意識が共有できました。
詳しくは、後日。

きょうとあすは熱帯林(国立公園)のエコツアー。
コスタリカのジャングルは珍しい鳥や昆虫など、
世界一多様性で有名なので楽しみです!
 

ベトナム視察7日目

ベトコンのベースキャンプ

サイゴン川の中州にあるカンザーに行きました。
ここはマングローブなど自然保護区です。

マングローブはエビの養殖をイメージしますが、
行く途中には森を破壊して作ったエビの養殖場が無数にあり、
この大半を輸入して食べつくす日本人として心が痛んだ。

自然保護区では、サルがたくさんいて、ワニ園があり、
多くの水路があり、モーターボートで、
奥地のベトコンのベースキャンプに行った。
 
マングローブの森(下は海水、汽水地帯)に、
木道を張り巡らし、あちこちに指令室、作戦室、
応接室、宿舎、台所、武器の調整加工所が配置、
当時1000人のベトコンが生活していたのだ。

等身大の人形を配置して当時の生活を再現。
ベトコンは北ベトナムの貧しい農民だと思っていたが、
実際には南ベトナム政府(アメリカの傀儡政権、独裁政権)
に抵抗していた南ベトナム人も少なくない。

家族の中でも対立、憎しみ合い、殺し合ったそうだ。
とにかくここの暮らしは大変だったと思う。
その時代を知らない子孫に話を聞く機会があったが、
貧しく、食べ物が無く、カエル、タニシ、トカゲなどを
捜して食べたそうだ。
アメリカ軍が枯れ葉剤をまいたが、水が豊かだったので、
水が洗い流し、壊滅的な被害は受けていないようだ。

戦争は北側が勝ち、ベトコンは勝った側なので、
戦後は恵まれており、彼も学校は無料で行けている。

いまは国家公務員で、この地域(国立保護区)で働くことができている。
私たちの通訳は、逆にお父さんが南ベトナム兵士だったので、
「私は履歴書がきれいではない。私も私の子供も差別は続く」
と言っていた。

ベトナム戦争は、こういう形で、今も国民を分断している。

このあとホーチミン市に戻って、
市場を見たりして時間をつぶし、
夜の24時のフライトで帰国します。
 
その国を知るためには食事が大事なので、
三食を食べるようにしたので、身体が重い。
その代わり、苦手なパクチーはだいぶん馴れました。

ベトナム視察記録

ベトナム視察1日目
ベトナム視察2日目
ベトナム視察3日目
ベトナム視察4日目
ベトナム視察5日目
ベトナム視察6日目
ベトナム視察7日目


ベトナム視察6日目

老人施設

ベトナムには老人施設は国立と私立(NGO)があり、
国立は経済面でもしっかりしているが、
費用月2万円以上が払える人しか入所できない。
(2万円といえばベトナムの平均月収の半分!)

一方、私立は、収入がなく身寄りの無い老人
(50歳以上)をボランティアで受け入れている。

今日訪問したのは「寺が運営する老人施設」で、
女性138名、男性70名(別の寺)を収容。
スタッフが38名と10名(別の寺)。
費用は月1億ドン以上(50万円以上)
国からの支援はなく、一般からの寄付、寄進で運営している。
私たちが訪問した時、市内の大学生が20人くらいボランティアで訪れていた。

各部屋を見せてもらった。
最年長は97歳、93歳でした。
各部屋40人くらいで、みんな明るく元気だった。
日本の老人施設とはぜんぜん雰囲気が違った。
しかし、1部屋だけ、病気や歩けない人の部屋(20名くらい)だけは
日本の特養(特別養護老人施設)と似た感じだった。

国立の老人施設も見たかったが、
事前許可が必要とのことで、建物を見るだけになった。
広い敷地に、老人施設、孤児院、学校もあるとのこと。
次の機会があれば、ここを見たい。

ゴミ処理場

実際に行ってみると「中には入れない」とのこと。
なんだ!(-'-;) (-_-#) 
広大な敷地にトラックが入って行き、巨大なゴミの山が見える。
かなり「見られたら困る」ことをやっているようだ。
近くの埋め立て中の場所では、
スカベンジャー(ゴミをあさって生活する人)が群がっていた。
それでも金属など有価物を拾うことで1日千円くらいの稼ぎになり、
それなら月収3万円で、ベトナムの平均収入が得られるようだ。

ビンタイ市場

ホーチミン最大の市場を訪問。
衣料、食糧、家具、雑貨、果物などの巨大市場で
店の数は数千、それがぎゅうぎゅう詰めで、
商品もぎゅうぎゅう詰めで、通路が50センチ、
人もすれ違えない密度で並んでいる!
世界各地の市場を見たが、こんなのは初めて!
ぶったまげた!腰が抜けそう!唖然!
人と商品のるつぼ!

疲れ果てた・・・

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