ホーム>『地球村』からのメッセージ>高木善之ブログ日記>ベトナム視察7日目

ベトナム視察7日目

2013年08月06日


ベトコンのベースキャンプ

サイゴン川の中州にあるカンザーに行きました。
ここはマングローブなど自然保護区です。

マングローブはエビの養殖をイメージしますが、
行く途中には森を破壊して作ったエビの養殖場が無数にあり、
この大半を輸入して食べつくす日本人として心が痛んだ。

自然保護区では、サルがたくさんいて、ワニ園があり、
多くの水路があり、モーターボートで、
奥地のベトコンのベースキャンプに行った。
 
マングローブの森(下は海水、汽水地帯)に、
木道を張り巡らし、あちこちに指令室、作戦室、
応接室、宿舎、台所、武器の調整加工所が配置、
当時1000人のベトコンが生活していたのだ。

等身大の人形を配置して当時の生活を再現。
ベトコンは北ベトナムの貧しい農民だと思っていたが、
実際には南ベトナム政府(アメリカの傀儡政権、独裁政権)
に抵抗していた南ベトナム人も少なくない。

家族の中でも対立、憎しみ合い、殺し合ったそうだ。
とにかくここの暮らしは大変だったと思う。
その時代を知らない子孫に話を聞く機会があったが、
貧しく、食べ物が無く、カエル、タニシ、トカゲなどを
捜して食べたそうだ。
アメリカ軍が枯れ葉剤をまいたが、水が豊かだったので、
水が洗い流し、壊滅的な被害は受けていないようだ。

戦争は北側が勝ち、ベトコンは勝った側なので、
戦後は恵まれており、彼も学校は無料で行けている。

いまは国家公務員で、この地域(国立保護区)で働くことができている。
私たちの通訳は、逆にお父さんが南ベトナム兵士だったので、
「私は履歴書がきれいではない。私も私の子供も差別は続く」
と言っていた。

ベトナム戦争は、こういう形で、今も国民を分断している。

このあとホーチミン市に戻って、
市場を見たりして時間をつぶし、
夜の24時のフライトで帰国します。
 
その国を知るためには食事が大事なので、
三食を食べるようにしたので、身体が重い。
その代わり、苦手なパクチーはだいぶん馴れました。

ベトナム視察記録

ベトナム視察1日目
ベトナム視察2日目
ベトナム視察3日目
ベトナム視察4日目
ベトナム視察5日目
ベトナム視察6日目
ベトナム視察7日目

次の記事 ≫
平和について