「第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクール」で
日本人初 の優勝を果たしたピアニスト・辻井伸行(20)さん
彼は全盲、まだ20歳で音大の学生です。
その演奏をテレビやYou-tubeで見ました。
絶句・・・
本当に凄い・・・(絶句)
目が見えなくてもある程度ピアノは弾けます。
楽譜を読めないことのハンディは、
10倍、100倍の努力をすれば、
耳で覚えることで曲を覚えることもできます。
しかし、決定的なハンディは「ポジショニング」です。
「ポジショニング」とは鍵盤の位置です。
両手でカバーできる範囲は、指が動けば弾けますが、
ピアノは他の楽器と比べると、
比較にならない距離をカバーしないといけないのです。
大きく位置が飛ぶときには、見えないと、
どうしても位置が決まらないのです。
弦楽器、管楽器なら、指の動く範囲は狭いから、
見なくても弾けると思います。
ギターや三味線、トランペットは盲目の演奏家はたくさんいます。
しかし、ピアノの鍵盤は150センチあるのです。
ポジショニングが難しい曲はなにか、と聞かれたら・・・
カンパネラ、ため息、マゼッパ(リスト)などが思い浮かびます。
これらは、ふつうのピアニストは目隠しでは弾けないでしょう。
それらは、ものすごいスピードで、
手の位置を変えないといけないからです。
ところが、辻井さんは
カンパネラを弾いて優勝したのです!
http://www.youtube.com/watch?v=8P9YINkQiKs&NR=1
この曲は、最も難しいとされるリスト作曲、
超絶技巧練習曲の中の難曲なのです。
テクニックも難しのですが、
ポジショニングは目が見えても超絶に難しいのです。
この曲は、多少のミスタッチは仕方ないとされます。
ミスタッチを避けるにはスピードを下げないといけない。
ところが彼は、演奏前に、
ピアノの鍵盤のやさしく撫ぜてから、
ふつうのスピードでノーミスで弾ききりました。
これは、本当にすごいことなのです。
ポジショニングが完璧・・・
体も自由に動かし、頭も自由に振っているのに、
どうやってポジショニングを完璧に維持しているのだろう・・・
それはもう神業としか言えない・・・
驚異、驚嘆しました・・・
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