ホーム>『地球村』からのメッセージ>高木善之ブログ日記>3.11と原発事故

ネットワーク『地球村』代表高木善之の公式ブログです。

「熊本地震は南海トラフ地震の前兆かもしれない」
という専門家の警告も発表された。

現代ビジネス「熊本地震は南海トラフ...」

この予想が当たれば、
東日本大震災以上の大惨事は確実。
津波の高さは30メートル以上の予想。
原発事故も続発するかもしれない。
現在、日本の原発は、
川内(鹿児島)以外は停止しているが、
原発の危険性は、
原発の状態によって異なる。
ぜひ、知っておいてもらいたい。
   ↓ ↓ ↓

1.運転中(制御棒は抜かれている)
圧力容器や配管が破壊されると
冷却水がなくなり、メルトダウンする。
破損場所から大量の放射線が放出される。
メルトダウン後も冷却できなければ
臨界に達し爆発する。(チェルノブイリ事故)
福島原発事故では、
①地震で制御棒は挿入されたが、
 冷却水の配管が破損したから、
 冷却水がなくなりメルトダウンした。
②メルトダウン後に冷却が続いているので、
 臨界⇒爆発は抑えられているが、
 冷却が止まればば臨界⇒爆発につながる。

2.停止中
制御棒が入れられているので、
燃料棒の温度は水温レベルまで下がっている。
圧力容器や冷却水の配管が破損すると、
メルトダウンが起きる。

3.休止中(定期点検中)
燃料棒は撤去され、冷却プールで冷却されている。
冷却できている限り安全である。
福島原発4号機は定期点検中だったが、
冷却プールが4号機の屋上にあり、
停電で給水が止まり、冷却水が蒸発。
燃料棒の一部がメルトダウンした。
現在はこの冷却プールからは撤去された。

4.撤去された燃料棒は???
燃料棒はやっかいなもので、
使用前は核分裂は始まっていないから
温度も上がらないし放射線も出さないが、
使用を始めると核分裂が始まり放射線が出る。
①定期点検で冷却されているの燃料棒は、
 現役だから冷却が止まるとメルトダウン⇒臨界⇒爆発
②使用済み
 使用済みは「燃え終わった」もので、
 「もう安全」と誤解されるが、そうではない。
 発電するには効率が悪いが十分に危険なのだ。
 通常10年以上冷却して、黄色のドラム缶に詰めて
 保管するのだが、それでも放射線は出るから、
 現在は中間保管所で保管中。
 最終保管としては10万年以上保管が必要なのだ。
 最終保管場所は世界でただ一か所、
 フィンランドのオルキルオルト島に建設中だが、
 (試験施設の名前はオンカル)
 専門家は、この計画自体に疑問を持っている。
 なぜならば、
 10万年というとホモサピエンスの歴史と同じ。
 そんな気の遠くなるような年数に誰が責任を持てるだろう。

原発に安全はない。
燃料棒はいったん使用すると
永遠に危険なのだ。
採掘は数百メートルだが、
それは濃度が低いからであって、
使用のために濃度を
100倍、1000倍に濃縮してしまったから、
数百メートルに戻すわけにはいかない。
使用済み燃料は、大地に返すしかないが、
その深さは数百メートル、数千メートルではなく、
マントルの中に返すしかないのだ。
(数百キロ、数千キロ)

なんと馬鹿なことをやってしまったのだ!
(-'-;) (-_-#) (-"-;)


「環境の日」も知らなかった丸川珠代環境相は
「反放射能派がわーわー騒いだ」と揶揄したり、
「1ミリシーベルトなんて何の根拠もない」と暴論。
林経産相は原発の質問に窮し「勉強不足」を認めた。
石破地方創生相は昨年の答案を読み続ける始末。
最新では元法務大臣・松嶋みどり氏が、
答弁中の岸田外相の隣で居眠り、携帯、大あくび。
松島みどり氏、国会中に居眠り、ケータイ、大あくび...ネットで拡散し陳謝

「天声人語」は現状の政府について書いている。
ギリシャ語では、おごる者をヒュブリス(傲慢)
といい、ギリシャの神は天罰を下す。
イソップの寓話でも、ヒュブリスが戦争を起こす。
(天声人語)閣僚たちの失態と傲り

こんな政治家たちをまだ黙認する?


★悲しみは癒えない

きょうは一日、多くの番組で「あれから5年」。
「悲しみは癒えない」という内容だった。
まだ、家族が行方不明、遺体が見つかっていない。
身近な人が亡くなった、家族が亡くなった。
その死が受け止められない。
その死に対して、罪の意識がなくならない。
まだまだ深い悲しみ、苦しみの中で
生きている人は50万人以上いるのだ。

仮設住宅や知らない土地に住み、
仕事もなく不安の中で生きている人、
仕事があっても腰を据えられない人は、
不安と苦労に押しつぶされそうだろう。
その人たちにできることをしよう。
支えよう、寄り添おう、応援をしよう。
少しでも安心を、笑顔を取り戻したい。
祈るような気持ちで、心から願う。


★あれから5年

<震災5年>見てて ばあちゃん 地震・津波研究へ(毎日新聞・Yahooニュース)
津波で亡くなった母、伏せた父 思い受け止めた17歳は(朝日新聞)

心が締め付けられる話だなあ・・・
私も当時のことを思い出した。
思い出した、という言葉自体、
現地の方、被災者、当事者には申し訳ない・・・

★『地球村』の当時の活動
1.情報集めするとすぐに「メルトダウン」がわかったから、
  「東電も政府も隠しているが、
   最悪のメルトダウンが起こっている。
   逃げること。離れること」という情報発信を始めた。

2.事務局の電力を「グリーン電力」に変更した。

3.緊急募金を始めた
  約1年間で4000万円が集まり、全額支援した。
  (『地球村』の募金は100%支援に使われる)

4.1ヶ月後、私は現地を見て回った
  石巻、大槌、三陸高田、南三陸、南相馬など、壮絶だった。
  記録写真がたくさん残っている。
  阪神大震災では三日後に現地に入ったが、
  被害の規模はその100倍以上だった。

5.医療支援、米の支援、孤児の奨学金支援などを開始

6.半年後、安全でおいしい新米を被災地に届けた。
  飯館村の菅野村長と会った。「本当に助かります。
  この村は全員が農民なのに、食べる米がないんです。
  農民が都会の方々から米をいただくなんて・・・」
  と涙を流しておられた。その姿が忘れられない。
  『地球村』は飯館村に、米や支援金を贈り続けた。

他にもいっぱいある・・・
それらが走馬灯のように浮かんできた・・・

犠牲者には心からのご冥福を。
ご協力いただいた方々には心から感謝を。
合掌。


福島原発の地下水対策「凍土壁」が動き出す。
原発4基を取り囲む全長1.5キロに、
長さ30メートルのパイプを1メートル毎に1本打ち込み、
そこにマイナス40℃の冷却剤を循環させて凍土壁を作る。
その凍土壁で地下水を止めようというわけだが、
一日400トンの地下水は凍土壁を解凍するだろう。
1500本のパイプの埋設に3,000億円!
冷却剤の循環に400億円!
費用は東電ではなく国家予算=私たちの税金。
さらにマイナス40℃の冷却剤にも膨大な電力を消費する。
凍結壁はトンネル工事でも失敗している。
パイプの破損、リークなどトラブルも大変。
私の対案は鉄板を打ち込む方式。
鉄板なら地下水は確実にストップできるし、
費用は十分の一以下。
電力もゼロ。メンテナンスもいらない。
安倍政権は信じられないくらい馬鹿だ。
まともなブレインはいないのか。
(-'-;) (-_-#) (-"-;) (-.-;) (`_´メ)


★またくだらん国会中継

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土曜日曜は国会が休みだから、
くだらない国会中継を見なくて済んだが、
きょうからまたくだらない国会中継が始まった。
野党質問は論理の組み立ても追い込みもまずい。
うまいのは、山本太郎さん、共産党の志位委員長、
民主党の福山哲郎さん、蓮舫さんくらいか。
それでも政府はのらくら逃げとごまかしで、
話がかみ合わない。
きょうの質問者が
「小学生も国会質問はわかるけど回答はわからない」
と言っていたが、本当にその通りだ。
こんな時間つぶしが一日3億円とは!
なさけないし、もったいない!
さっさと最高裁で裁くか、
憲法裁判所、司法裁判所を作って裁いてくれ。


★かんたんなお願い

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 原発の再稼働に対する意思表示です。
 よろしくお願いします。

************************
みなさまへ<拡散希望>
川内原発が来月にも再稼働という状況ですが、
高経年化も避難も火山も問題だらけだとまだまだ訴えていきたいと思います。
5月27日に川内原発の保安規定が認可されましたが、
その中に火山活動のモニタリング(監視)が含まれます。
平行して開かれている国側の対処方針を定める検討会では、
火山学者が、噴火予測は困難であり既存の観測では不十分と訴えており、
モニタリング方法も判断基準も決められない状況にあります。
ところが、保安規定の審査は、火山学者抜きで、既存の観測で
噴火の60年前に予測ができ、核燃料搬出も間に合うとの九電案をそのまま
通してしまいました。火山学者が無理だと言っているのになぜか九電ならできる。
そんな馬鹿なことはありません。
この二枚舌審査をしっかりと批判するためにも、行政不服審査法に基づく
異議申し立てを今週中に行いたいと思います。理由書を添付しますので、
申立人に名前を連ねてもよい方は、大至急お知らせください。
必ず以下の要領でお願いします!!!!!!
◆締切は7月23日(木)朝7時です。その日の午後に申立ての予定
◆下記のフォームから登録してください。
こちら
◆お知らせいただくのは、氏名・年齢・住所の3つです。3つがそろわない場合
は記載できない場合がありますので、ご承知おきください。
◆申立人になっても今後特に義務的なものはありません。
◆理由書に誤認等あればお知らせください。


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★政府も東電もまだ「汚染水の垂れ流し」を続けている。
ぜひ、この「反対署名」に応援を!(^_^)v (^o^)/

こちらからどうぞ。

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国際原子力機関(IAEA)の福島原発事故を総括した報告書が判明した。

・「安全評価が不十分」「国際的な慣行に従わず」など痛烈に批判。
・当時、東電や日本政府からは「想定外」との弁明が相次いだが、
 東電や日本政府が災害に備えてこなかったと一蹴。
・2007年、IAEAの専門家チームが訪日調査をし、
 「日本には過酷事故について検討する法的規制がない」と指摘し、
 過酷事故に十分備えるよう求めていた。
・しかし日本は抜本的な対策を取らず、過酷事故に対する対策が不足。
・日本では十年ごとの定期レビューでも津波予測が義務付けられておらず、
 過酷事故への対応も含めて「国際的な慣行」に従っていなかった。

「想定外」を一蹴 IAEA報告書 「国際慣行に従わず」批判(東京新聞)

この報告書は月のIAEA定例理事会で審議された後、
9月の年次総会に詳細な技術報告書と共に提出される予定。
しかし、これほど重要なニュースなのに新聞もテレビも大きく報道しない。
これがいまの日本の問題を表していると思う。
もし仮に「この事故は不可抗力だった」という内容なら大きく取り上げ、
安倍首相は記者会見、東電も記者会見、菅官房長官もしゃしゃり出るだろう。
(-_-;) (-_-)y-~~~


感動した!
しっかりした思想に裏打ちされ、歴史に残る名文だ。
「原発は発電の一手段にすぎず、
 多数の人命と並べて論ずるものではない」
この思想は、今後の原発裁判の基本となるものだ。

それに対して
「すぐにも控訴する」という関西電力や、
「政府の方針には変わりはない」という菅官房長官には、
思想と呼べるものはない。
この判決において厳しく指弾している
「電力価格と人命を並べて論ずる」だけのものだ。
「再稼働」を主張するには、それ以上の思想が必要だ。

判決文全文




 

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