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●世界の分断

2017年04月22日


●世界の分断
 いま世界は分断に向かっている。
 地球は(地質学的には)、統合と分断の繰り返しである。
 超大陸が分断して大陸に。大陸が統合されて超大陸に。
 世界も(国家や民族も)、統合と分断の繰り返しである。
 地球も生命体であるから、その類似は当然であろう。
 侵略戦争は、分断から統合へ向かうプロセスであり、
 独立戦争は、統合から分断へと向かうプロセスだ。
 世界大戦は、分断から大きな統合へのプロセスであり、
 いま世界は、大きな分断へと向かっている。

●国家の分断
 世界の大きな分断の流れは、国家にも個人にも及ぶ。
 いま世界の国家は分断へと向かっている。
 数十年かけて作り上げた欧州連合(EU)は、
 昨年のイギリスの「EU離脱」に始まり、分断への動きが広がっている。
 5月の「フランス大統領選挙」、9月の「ドイツの総選挙」で、
 大きな流れが生まれるだろう。
 仮に、フランス、ドイツの選挙結果が、
 それを押し留めたとしても、分断が止まる訳ではなく、
 分断が早いか遅いかの違いである。

●国内の分断、個人の分断
 国の中でも分断の流れは拡大している。
 政府不信、政党間、政党ないの不信と分裂、経済格差、企業間格差、人と人とのつながり、未来への希望の喪失など分断が広がっている。
 「自分さえ良ければいい」「今さえ良ければいい」
 「人のことは関係ない」「未来なんて考える余裕なんかない」
 個人主義、利己主義が広がり、人間関係は希薄になり、自信を失い、自分を見失い、不安に過ごしているのではないだろうか。

 私たちのめざす「みんなの幸せ」「みんなが幸せな社会の実現」とは真逆の方向に向かっている。
 だから、だからこそ、私たちの役割が大切なのだ。