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【ブログ日記】帰国報告4 アンコール遺跡

高木善之 (

2009年09月08日

)

カンボジアは、9世紀から14世紀まで、西は北部マレー半島からメナム川流域、北はラオス中部、東はベトナム中部から南部に至る広大な版図を領し、偉大な都アンコールを中心に繁栄を誇った東南アジア最大最強の王国だった。
しかし15世紀以降はシャム(タイ)から、17世紀以降はシャムに加えてベトナムからも侵略と干渉が繰り返されて国力が衰退し、国土が矮小化して行き、遂に18世紀後半からフランスの植民地になってしまった。

ベトナム戦争までは比較的平和で豊かな農業国だったが、ベトナム戦争で、アメリカの爆撃を受け、悲劇の国となった。
シアヌーク国王がアメリカに敵対し、親米派のロンメル将軍に追放され、それに対抗するゲリラ(ポルポト)がクメールルージュ軍を作った。
それが800万国民の200万人以上を殺害。
国の発展が100年、後退したと言われる。
現在、人口1400万人。

★タプローム寺院
12世紀の立派な寺院だが、ガジュマルの木で守られ、同時に破壊されていっている。衝撃の光景。
http://tanpopojyo.exblog.jp/8000836/

★アンコール・ワット
1.3キロ平方200ヘクタールの広大な遺跡群
http://iyashi.midb.jp/best/220

★アンコール・トム
3キロ平方の900ヘクタールの広大な遺跡群
http://www2m.biglobe.ne.jp/~ZenTech/gaiphoto/p12_cambodia_angkortom.htm

アンコールワットは、
2万5千人の人々が20年かかって建造したとのこと。
しかし、見るとそれ以上だったのだろうと思う。
エジプトのピラミッドと、どっちがすごいんだろう・・・
そのあまりの規模に、呆然としました・・・

壁一面に掘られたレリーフ・・・
そのほとんどが戦争、支配、服従、
天国と地獄の絵図・・・
地獄絵図は、ツールスレンの虐殺とよく似ていました。
ポルポトは、この地獄絵図をまねたのではないかと思うくらいです。
一体何のために、これだけの人手と時間をかけて、
これだけのものを作ったんだろう・・・
これもまた、恐怖で市民を支配するためだろう・・・

エジプト文明は5千年で滅び、
カンボジア文明は500年で滅び、
私たちの文明は100年で滅びる・・・

私たちは、
だんだんと賢くなったのだろうか。
だんだんと愚かになったのだろうか。
早く滅びるのが愚かなら、
私たちは、どんどん愚かになっている。
 (-.-)y-~~~