地球村通信2008年1月号 巻頭言

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【巻頭言】 相談の受けかた  (2008年1月)

コーチングやカウンセリングについて、少々述べます。

セミナーやワークショップのあとは、一ヶ月間メーリングリストで、
自分の取り組みや変化について情報交換しています。
このメーリングリストでは、参加者全員でメールのやり取りをします。
誰かが自分の状況、取り組みなどを述べると、誰でも自由にレス(返事)ができます。
そのやり取りの中で、参加者全員に、驚くほどの気づきや変化が生まれます。
うまくいっている場合は、コーチング、カウンセリングがうまくいっているのです。
コーチング、カウンセリングは、他の人の悩みの解決だけではなく、
自分の悩みの解決、自分の成長や変化にも大きな効果があります。
うまくいっている場合について分かち合いましょう。

★よく聴く
相手の話をよく聴くこと。メールはよく読むこと。
途中で、すぐに質問したり、自分の意見を述べたりせず、よく聴くこと。
そのときに必要なことは、笑顔と包容力です。
うなずいたり、軽く合いの手や気持ちを表現することも大切です。

★相手の言葉をリピートする
相手が話し終えると、まず相手の気持ちを受け止めることです。
レス(返事)は、相手の言葉をそのままリピートして、
「・・・・・なのですね」で始めます。これが、「受け止める」ことなのです。
そうすると、相手は、「そうなの!そうなの!」という気持ちになり、
心を開き始めるのです。このとき、自分の言葉に置き換えないこと。
相手が、「自分を責めたり、自暴自棄な日が続いている」と言ったなら、
「自分を責め、自暴自棄な日が続いているんですね」と言えばいいのです。
それを、「自己嫌悪があるのですね」とか、「引きこもりですね」などと、
別の言葉で置き換えないこと。
これをすると、1カメと2カメのギャップが生まれ、相手は、
「そうじゃない・・・わかってくれていない・・・」という気持ちになり、壁ができてしまいます。
どれだけ信頼関係をつくるか、信頼関係を壊さないかが大切です。

★気持ちを整理するお手伝い
相手は、不安や不満を言うことで、気持ちが楽になり(コップの法則)、
人の意見を聴けるようになってきます。
しかし、そこであなたは、「自分はこう思う、こうすべきだ」とは言わないこと。

  「ご自身の中に『あるべき自分』というものがあって、
   それが心を重くさせてしまっているのかもしれませんね」

このように、相手の気持ちを受けとめて、少し整理します。
やさしい気持ちで、相手と歩調(気持ち)を合せるのです。
そうすると、だんだん相手も心を開いてきます。
そういう流れを生み出すことが基本です。

★「正解さがし」をしない
「どうすべきか」という正解さがしをしないこと。
正解さがしは、ティーチングや○×教育の弊害です。
「答えは七つある」と言われるように、答えはいくらでもあるのです。
むしろ、「あなたはどう思う?」「どうしたいの?」と聞くことが大切です。

★良い悪いはない
相手の意見を聞いても、それに対して「良い、悪い」を言わないこと。
「それをすると、どうなるかなあ」「それをしないと、どうなるかなあ」と聞くことで、
相手が考え、相手が判断することを手伝う。

★自分はずし
相手が何かに悩んでいたり、腹を立てていたり、自分を責めていたりする場合、
多くの場合は、自分の見方、主観(1カメ)に囚われているのです。
コーチングもカウンセリングも、そういう状態に気づいてもらうためのものです。
しかし、囚われている人に「あなたは囚われている」と言うのは逆効果になります。
自分の意見を述べるのは最小限にすること。
「私ならこうする」と言わない。言うにしても、相手が聴くまで言わないこと。
トラブルの原因は「1カメ」(自分の視点)です。2カメ(相手の視点)、
3カメ(第三者の視点)に気づいてもらうことが大切です。
いちばん大切なことは、「自分はずし」なのです。

【巻頭言】 素敵な年を引き寄せよう  (2008年1月)

新年、明けましておめでとうございます。
今年の抱負は何でしょうか。いろいろ夢を描いておられるでしょう。
夢の実現のために、人生の秘密(シークレット)をお教えしましょう。
それは、引き寄せの法則です。
これは、思っていることを引き寄せてしまうということです。
それは、プラスにもマイナスにも働きます。

たとえば・・・
誰だって成功したいし、幸せになりたいはずです。
明るく前向きに成功をイメージしている人は、いろんな偶然が重なり、
いろんな助けが現れて、成功を引き寄せます。
この例が、「ビギナーズラック」です。
あれこれ心配せず、明るく前向きにやっていく初心者は、成功を引き寄せます。
講演会やイベントなども、初心者はほとんど成功します。
ポジティブ思考のベテランも、明るい笑顔と元気さで成功を引き寄せます。

しかし、「失敗したらどうしよう」というマイナスのイメージを持っている人は、
なぜかいろんなトラブルを引き寄せて、失敗してしまいます。
「とちったらどうしよう」と思っていると、とちります。
「アガったらどうしよう」と思っていると、アガります。
これを「失敗願望」といい、失敗を恐れる気持ちが、失敗を引き寄せるのです。
「新しいドレスを着た時、必ずソースをこぼす」
「他人は99%成功することでも、あなたは必ず失敗する」
「株は、金持ちは儲かり、貧乏人は損をする」
ブラックユーモアのようですが、これは、マーフィーの法則といわれるもので、
失敗を恐れる強いイメージが失敗を引き寄せるのです。

昨年の11月号に「人類は脳が大きくなればなるほど絶滅が早い」と書きました。
たしかに人類は、いま滅亡への道を加速しながら走っています。
人類の歴史をよく考えてみると、人間には他の動物にはない超能力があります。
それは、夢を持つ能力(イマジネーション)と、夢を実現させる能力(クリエーション)です。
夢とは、かんたんには実現しない途方もないことです。

人間は、途方もない夢を無数に実現しました。
★「海を渡りたい」という夢を持ったから、船を作った。
★「空を飛びたい」という夢を持ったから、飛行機を作った。
★「戦いに勝ちたい」と願ったから、武器を作った。
★「最終戦争に勝ちたい」と願ったから、核兵器を作った。
★「宇宙に出たい、月に行きたい」と思ったから、ロケットを作った。
★「楽をしたい」と思ったから、電気製品や自動車を作った。

こんなことは、他の動物には決してできないこと。
人間だけの超能力ではないでしょうか。

しかし、
★「不自然な夢」を実現すれば、自然が破壊される。
★「自分だけの幸せ」を追えば、「みんなの幸せ」を失う。
★「幸せのようなもの」を求めれば、「本当の幸せ」を失う。
★「いまさえよければ」と考えれば、未来を失う。

人類は、電気、自動車、化学物質、農薬、原子力発電所、核兵器など、
さまざまな夢を実現してきました。
その結果、現状の危険な世界を引き寄せたのです。
夢は、「みんなの幸せ」がベースでなければ、悪夢です。

今年は、G8(先進国サミット)が日本で開催され、その主要テーマは「地球温暖化防止」で、
特に「2050年までに二酸化炭素を半減すること」です。
日本は議長国として、具体的な提案と、各国の調整が求められます。
これこそ、「みんなの幸せ」の実現であり、本当の大きな夢です。
これを、多くの人たちが強く願い、その実現に努力すれば、
成功を引き寄せることができると確信します。

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