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2010年の最近のブログ記事

もう、こんなタイトルを書く季節になったのですね。
この1年、あなたにとっていかがでしたか。来年の抱負はいかがですか。
私も、私個人として、『地球村』として、今年1年を振り返ってみます。

★個人的なこと
①トレーニング
一番大きな変化は、1月からトレーニングを始めたこと。
ウォーキングからジョギングへ、そしてランニングに。
時間がある日は3時間くらい、講演がある日も時間を見つけて1、2時間くらい走っています。
その結果、10キロの減量、体脂肪率10%減少。
来年も続けます。この夏、20年ぶりに再開した金剛山登山にもチャレンジしようと思います。気力、体力、アンチエイジングにも効果的でおすすめです。

②体調の異変
ランニングの影響だと思いますが、7月に突然激しい腰痛に襲われ、「脊柱管(せきちゅうかん)狭窄症(きょうさくしょう)」と診断され、医師に「治らない」「悪化を防ぐために走らないように」と言われましたが、走り続けて2カ月で完治しました。
その検査の際、腎臓結石(11㎜×9㎜)が見つかり、時々激痛に襲われています。近々、手術(体外超音波破砕)を受ける予定です。
さらに前立腺がんの疑いで検査を受け、「がん」はシロでしたが、老化による「前立腺肥大」では苦労しています。
さらに突然の網膜剥離。視力に問題はありませんが飛蚊症で不便しています。
医師に原因を訪ねると「年齢です」「老化です」と言われました。
そういえば、あちこちに変化が出てきましたし、自覚症状もあります。

★『地球村』として
①事務局スタッフが若返り
事務局スタッフは、人数は増減なしですが、平均年齢は10歳くらい若返りました。たまたまベテランスタッフ数人の退職が重なったことで、新人6人を採用したからです。仕事上の不慣れはありますが、事務局が元気になりました。
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。

②講演会、ワークショップ
講演回数(講演依頼)はやや減り、ワークショップが増えています。
講演会は、『地球村』の活動の基本ですので、みなさまにも講演会の主催や、紹介をお願いします。

③支援活動
『地球村』の国際支援は、主として募金や寄付によって支えられています。総額は年間約2000万円。実績は緊急災害支援、飢餓貧困、森林保護、人道支援の順です。
その現地視察として、昨年はカンボジア、今年はフィリピンを訪れ、来年はアマゾンに行く予定です。

★来年は『地球村』設立20周年
思えば、私が交通事故に遭ったのが1981年。
大きな体験、大きな気付き、価値観の転換が起きました。
しかし、かといってすぐに『地球村』を始めたわけではありません。
そこから苦節10年・・・勉強、研究、チャレンジ、試行錯誤、山あり谷あり。
本にも書いたとおり、私自身、家庭、職場、合唱団で試行錯誤、そしてそれぞれの場所で変化、成果が確認されてから、外部に働き掛け始めました。
講演会が増え、賛同者が増え、ビジョンがはっきりして『地球村』を設立することになったのが1991年です。そして、来年2011年は20周年です。
取り組むテーマは「原点に戻る」「初心に戻る」です。
① 事務局スタッフが若返り
② 講演内容も見直し(シンプルに、誰でもわかるように)
③ 講演料も見直し(特別会員、企業会員、団体会員は安く)
④ 記念出版をする

★特別会員にどうぞ
これまで社員と呼んでいたものを特別会員に変えます。
全国の元気な仲間とML(メーリングリスト)でつながります。
多くのメリット(特別会員WS、出版物、講演料の割引など)があります。
ぜひどうぞ。http://www.chikyumura.org/bureau/2010/10/06112114.html

★冊子『ありがとう』プレゼントを
現状を知れば知るほど、「何かしなければ」「何かしてみたい」と思うようになります。まずは、マイ箸を始めたり、自動車をやめたり、お酒、タバコ、コーヒーをやめたりしますが、それは自分だけの変化です。
周りに働きかけるのに、効果があるのは、冊子『ありがとう』のプレゼントです。「この本、よかったから、どうぞ」の一言で、多くのことが伝わります。
http://www.chikyumura.or.jp/shopbrand/001/O/

★講演会の主催を
もっと伝えたいなあ、と思われる方は、講演会の主催をどうぞ。
「やったことないから・・・」と思うかもしれませんが、なんだって初めがあるのです。まずは、本を読んでもらう、DVDを見てもらう、講演会に来てもらうなどで、熱い気持ちの仲間を増やすことです。ホットな仲間が5人できれば、講演会は可能です。
ぜひ、特別会員になって、講演会の主催にチャレンジしてください。
http://www.chikyumura.org/kouen/

本気って、「本当の気持ち」ということですが、あなたは今、本気で生きていますか。

毎日の生活が、その積み重ねが、自分の人生を作って来たのです。
今の自分の人生は、誰か他人が決めたわけではなく、誰かが与えてくれたわけでもなく、間違いなく、自分が作って来たものです。
たとえ、金持ちの家に生まれようと、失敗して破産するのも自分だし、たとえ貧しい家に生まれようと、努力して大金持ちになるにも自分次第です。
たとえ、「人にだまされた」とか、「人に助けられた」ということがあっても、それもまた、「なぜ、だまされたのか」「なぜ、助けられたのか」ということを探っていくと、そこに自分の選択、自分の原因、責任が見つかります。
運不運、幸不幸も、単なるサイコロの目ではなく、自分が選んでいるのです。
恵まれた家庭、恵まれた体格、恵まれた容姿、恵まれた交友関係というものも、それを生かすか、生かさないかは、その人次第なのです。

★「できる魔法、できない魔法」(私の講演テーマ)
人は、誰でも魔法が使えます。
「できる人」も「できない人」も、実は、魔法を使って夢を実現しています。
ただ、その魔法の中身が正反対なのです。
「できる人」は、成功、成功へのステップ、成功への努力、それに必要な準備をイメージして、「成功するぞ」という魔法を自分や周りの人々にかけています。
「できない人」は、失敗、失敗に至る多くのつまずきや妨害、失敗の原因をイメージして、「失敗するぞ」という魔法を自分や周りの人々にかけるのです。
※『引き寄せの法則』(マイケル・J・ロオジエ)、『思考は現実化する』(ナポレオン・ヒル)などでも指摘している。

★「なんとなく」
ほとんどの人がなんとなく生きているのではないでしょうか。
私は、毎日多くの人と出会い、話や講演をします。
毎日、実に多くの人が、なんとなく話や講演を聞き、なんとなく驚き、なんとなく考え、なんとなく気になったまま、なんとなく以前のまま、変わりません。
社会のことも、世界のことも、地球のことも、自分のことも、同じなのです。
でも、そんな生き方でいいの? そんな生き方で満足?
私は、そういう思いがとても強いのです。

★「本気」の方が素晴らしい
「本気」って「本当の気持ち」です。毎日、本当の気持ちで生きることって楽しいですよ。「本気」も「なんとなく」も人によって違うと思いますが、間違いなく「なんとなく」より「本気」の方が、努力がいると思います。
たとえば、私は可能な日には、トレーニング(ランニング)をしています。
ランニングはいつも本気です。本気でないと1時間、2時間は走れません。
正直、いつも、つらくてつらくて止まりたくなります。
私の場合、時速8キロは余裕、時速9キロはいい感じ、時速10キロはしんどい、時速11キロはきつい、時速12キロは悲鳴を上げる、時速13キロは短時間ならなんとか走れる・・・というように「本気」にも、いろいろあります。
当然、目標が高いほど、努力も大きくなり、苦痛も疲労も大きくなります。
しかし、得られる満足も、確実に大きくなるのです。
スポーツマンでも、冒険家でも、芸術家でも、職人でも、つねに新たな記録にチャレンジしています。チャレンジは楽しいのです。血が騒ぐのです。
それが、自分のためだけではなく、多くの人に関わることならなおさらのことです。世の中を変えることに関わるなら、なおさらのことです。
本気になれば、自分が変わり、周りが変わり、社会が変わり、世界が変わるのです。

★「なんとなく」から「本気」へ
ワークショップは、この「本気」への転換として最も効果的な場です。
参加した人の大部分は、ショックと感動の中でこのことに気付き、転換が始まります。ぜひ、おいでください。

★裸踊り
あるイベントで、私は「社会を変えるには、なにが大切か」について、次のような話をしました。

  社会を変えるのは、1人で裸踊りを始めるのと同じだ。
  初めは、笑われ、馬鹿にされ、無視される。
  しかし、それでもやり続けること。
  たとえ苦しくとも、楽しそうに。
  決してあきらめないこと。
  やり続けることで、必ず共感する人が現れる。
  そこで安心してやめないこと。やり続けること。
  すると、もっと多くの人が参加し始める。
  それでも安心してやめずに、やり続けること。
  すると、どんどん輪が広がり、ついにみんなが参加する。
  社会運動は、その最初の一人の熱意と情熱なんだ。

その「裸踊り」の映像、ぜひ、ごらんください。
きっと感動するでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=OVfSaoT9mEM

来年から特別会員を募集します。
これまで社員(サポーター)と呼んでいたものですが、名前を改めました。

★特別会員とは
・ 『地球村』を応援したい!   
・ 高木さんを応援したい!
・ 全国の仲間とつながりたい!   
・ 情報がほしい!情報を発信したい!
という方のための特典付会員制度です。

★特典
①特別会員メーリングリスト(ML)参加 (これが一番の魅力です)
MLというのは、みんなでメール(情報)のやり取りができるものです。
・ 質問すると答えが返ってきます。
・ 悩みなどを相談すると、アドバイスや解決方法が返ってきます。
・ 情報を知らせると、たくさんの人が参考にします。
・ イベントを知らせると、たくさん人が参加したり協力してくれます。
・ 私(高木)が毎日読んで、必要なものにはお返事しています。
・ とても便利で役に立ち、大変喜ばれています。
・ ワークショップの「参加者ML」のようなもので、1年間継続します。

②特別会員バッジをプレゼント
『地球村』という金文字が光ったハート形の金属バッジです。
毎年、色が変わります。

③『地球村白書』をプレゼント
『地球村』の活動が、毎年冊子にまとめられたものですので、『地球村』の説明をする資料として便利です。『地球村』が認証を受けている国連機関にも白書をもとに報告をしています。

④特別会員限定のワークショップ(スペシャルWS)参加
特別会員限定ですから、全国から元気な仲間が集まり、とてもホットでアットホームなワークショップです。あなたも、たちまち全国の元気な仲間とつながります。通常のワークショップより内容が濃くお得です。(通常より1万円割引)

⑤総会に出席できます
『地球村』はNPO法人ですので、年に1回総会があります。総会はNPO法にもとづき、特別会員だけが参加できます。
特別会員になれば、必ず出席しないといけないということではありません。都合が悪ければ、委任状を提出していただければ問題ありません。
総会というと難しそうに聞こえるかもしれませんが、『地球村』の総会は企業の総会とは別世界! 全国から元気な仲間が年に1回集まるお祭りです。会場ではあちこちで「ひさしぶり!」「やっとかめ~!(久しぶり)」という声が飛び交い、ハグが飛び交います。1年間の活動報告や、私の基調講演や理事さんのスピーチなど、和気あいあいとしていて、とても楽しいです!
総会も特別会員限定、スペシャルWSも特別会員限定です。来年は3月19日に総会をして、そのあと、スペシャルWSに移動する予定にしています。お楽しみに。
ぜひ、特別会員になってください。

※新刊の出版は総会時期に合わせるようにしていますが、来年も総会に合わせて新刊書の出版とプレゼントを予定しています。

★補足説明
『地球村』はNPO法人ですのでNPO法に沿って運営しています。
NPO法では、NPOは総会をしなければならず、総会には全会員の参加が原則です。しかし会員数が多いNPOの場合は全会員の参加が無理ですので、代議員制になります。NPO法では総会に参加する会員(代議員)を社員と呼びますので、これまでは『地球村』でも社員と呼んでいましたが、社員という言葉は、「わかりにくい、違和感がある」という意見が多くありました。たしかに社員はNPO法上での言葉ですが、わかりにくいし違和感があります。詳しく説明すればするほど、「『地球村』は応援したいけど、総会に出ないといけないのは大変だし、運営とか、活動とか、経理なんてわからないし、難しそう」とおっしゃいます。
そこで、来年からその点を改めて、社員を特別会員と呼ぶことにし、より多くの方に参加していただこうと思い、広くアピールすることにしました。
よろしくお願いします。

★どうぞ、特別会員になってください
①いつも私(高木)や、全国の仲間とつながることができます!
②特別会員限定イベント(ワークショップや総会など)があります!
③今回の募集は来年度の特別会員です。(目標1000名)
期間は来年1月1日から1年間。特別会員の年会費1万円。

ぜひ、地域の仲間、お知り合いの会員さんもお誘いください。
よろしくお願いします。12月24日までにご連絡ください。
 



【お問合せ、お申込み】 
『地球村』大阪事務局 「平成23年度社員登録」係
TEL 06-6311-0309 FAX 06-6311-0321
MAIL office@chikyumura.org

私はできるだけ「いい、悪い」と言わないようにしています。

なぜならば、「いい、悪い」は、立場や利害によって正反対だからです。

ですから私は、国連などの公式見解や、科学的な知見を述べるだけで結論は言わないようにしています。あえて言えば、「環境先進国では、こういう動きがある、市民はこのようにしている」ということを紹介しています。

事実を述べるだけの方が、聞き手は自分で考え、自分で判断できるからです。

★自動車

まず、基本的なことを知っておいてください。

① 走行時だけでなく、開発、製造、廃車(リサイクル)の時も大きな環境負荷
② 自動車道路の建設、維持、ガソリンスタンドなどのインフラによる環境負荷
③ 電気自動車は、発電所の二酸化炭素にも責任がある
④ 自動車は数人しか乗れない
⑤ 自動車は1000人の大名行列

以上を考慮すると、自動車は、公共交通の10倍、自転車の100倍、徒歩の1000倍の二酸化炭素を排出します。まさに1000人の大名行列です。

⑥自動車の燃費が良くなったとしても、

この①~⑤を理解すれば、決してエコとは言えないことがお分かりになるでしょう。

中国は、人口は日本の10倍、自動車保有台数は日本の半分ですが、現在、10%ずつ自動車が増加しています。

世界の人口は約70億人、自動車保有台数は約10億台ですが、途上国にも自動車が急速に広がっています。世界中の人々が先進国並みに自動車に乗るようになれば、エコカーであれ、電気自動車であれ、破局が避けられないでしょう。

大切なのは、エコカーに乗ることではなく、自動車を減らしていくこと。

公共交通、自転車、徒歩に変えていくことなのです。


★電気

どんな発電方法にも、二酸化炭素の排出、環境破壊、放射能や大事故など多くの問題や危険があり、「これがいい」と言えるものはありません。

自動車と同じことで、まず電力消費を減らすこと。

その上で、現状のやり方(人口の少ない地域で大規模発電をして都会に送電)から、地域発電、小規模発電に変えていかないといけません。

エネルギーについても自給自足、自立と自己責任が必要です。

それが環境先進国の進むべき道です。

 
★フェアトレード

エコカーについて説明したことと同じ意味ですので、かんたんに説明します。

途上国から輸入するコーヒーやバナナには、多くの問題があります。

その問題を改善したものをフェアトレードと呼びます。

しかし、フェアトレードだから「いい」、「たくさん買いましょう」ということではありません。

たくさん売れることで、さらに熱帯林が破壊され、さらに貧しい人の畑が奪われます。

そこには、あなたの知らない悲劇があります。

貧しい国は、常に豊かな国の犠牲になっているのです。

できるだけ、コーヒー、チョコレート、タバコ、熱帯のフルーツをやめましょう。


★伝え方は「非対立」で

ここまで書いてきたことを、グリーンコンシューマのみなさんは、よく理解してください。

日本では、ほとんどの人たちが、こういう事実を知りませんから、伝えていかないといけません。しかし、伝え方には十分注意をしてください。

「主義主張しない、抗議要求しない、相手を責めない、戦わない」「事実を伝える、提案する、実践する」が基本です。それが「非対立」なのです。

たとえ、事実であっても断定しないようにしましょう。

科学的な知見でさえ、変更されることもありますから。

私の場合、以上の問題点をはっきりと説明した上で、

「エコカーは必ずしもエコとは言えません。

 むしろ、自動車の利用を減らすことの方が大切」

「フェアトレードは必ずしもエコとは限りません。

 むしろ輸入製品の消費を減らすことの方が大切」

「太陽光発電は必ずしもエコとは言えません。

 むしろ電力消費を減らすことの方が大切」 と話すようにしています。


★人類は以下のどの段階だと思いますか。

① 生きるための最小限のものを手に入れる段階
② 安全のために多少の備蓄をする段階
③ 必要以上の富や贅沢をする段階
④ 自然を破壊し、自然の限界を超えた段階
⑤ 環境破壊、戦争などで滅亡

多くの方が④だと認識していると思います。

このまま進めば、⑤は避けられません。

では、どうすればいいでしょう。

すでにドイツ、デンマーク、スウェーデンなどの環境先進国が向かっている方向に大きなヒントがあります。

それをリードしていくのがグリーンコンシューマなのです。

「今回の気付きは大きい!」 「二度と忘れることがない!」
こういう言葉、よく聞きます。気付きはとても大切ですね。

しかし、みなさん割りと簡単に、「気付きました」「わかりました」って口にしますが、本当に気付いたら、何かが変わります。本当にわかったら、行動します。
何も変わらず、行動しないのなら、本当に気付いたことになるのでしょうか。
何かを始めたとしても、いつのまにか忘れるようでは、本当に気付いたことになりません。実行できなければ、わかったうちに入りません。

また、割りと簡単に「わからない」とも言いますが、本当に知りたいことなら、簡単に「わからない」なんて口にするでしょうか。
まず、自分で調べようとするはずです。
本気なら、わかるまで調べ続けるはずです。

私はよく、人から、「世界は滅びますか?」とか、「地球環境はどうなるのでしょう?」とか、「原子力発電所は、なぜ無くならないのでしょう?」とか、「日本はなぜ、これほどおかしな国になったのでしょう?」とか、「日本を変えるには、どうすればいいのでしょう?」とか、「私には何がやれるのでしょう?」など、それこそ驚くような質問を受け、唖然とします。

私は、人は自分で考えないと、本当にはわからないものだということを、わかっていますのでQ&Aは受けないようにしています。
だから、時間に余裕がある時は、「あなたはどう思いますか」と問い返すようにしています。そして、相手がより深く考えられるように質問を重ねるようにしていますが、余裕が無い時は、私が思うことを答えてしまいます。
ただし、そういう場合は、たいがい「でも」が返ってきたり、さらに軽い質問が続きます。
それに答えていると、同じ質問に戻ったり、納得いかない顔で「わかりません」と去っていきます。まさに堂々巡りなのです。

たぶん、こういう人は、自分の中でも堂々巡りをしているのでしょう。
本当に知りたいわけじゃないのでしょう。
本当は関心がないのだろうし、本気ではないのでしょう。
私は、本当に知りたいことや大切なことは、人に質問しません。
自分で調べてきましたから、わかったことは絶対に忘れません。
このこと、どう思いましたか。
あなたはどちらですか。

私たちは日々、多くのことを判断しなければなりません。
判断や決めることについて書いてみます。

・すぐ決められる人、なかなか決められない人
どちらが良いというわけではありません。どれだけ考えたかに意味があります。

・自信を持って決めたかどうか。
決めたことを、どのように実行したか。やり遂げたか。
そこが最も大切です。

望ましいのは、
よく考えた結果、確信を持って判断し、
成功に向けて最大の努力をし、
成功すること。十分な効果や結果を出すこと。

良くないのは、
本質ではないことをあれこれ考えて、自信の無いまま決めて、
自信の無いまま中途半端に行動し、
失敗すること。効果や結果を出せないこと。

前者は、「優れたリーダ」「リーダーシップがある」と言われ、
後者は、「優柔不断」「ダメな人」と言われます。

前者であるには、どうすればいいでしょうか。

①答えは7つ
 ・・・どれが正しいのかではなく、多くの選択肢を考える。
② カメラは5つ (主観、相手の立場、客観、過去、未来)
 ・・・視点を変え、多くの立場で考える。過去を見る、未来を見る。
③ 「三事」を大切に
 ・・・よく観る、よく聴く、受け止める。
④ 腹をくくる
 ・・・自分の信じる方を選ぶ、やりがいのあるものを選ぶ。
⑤ 本気で取り組む
 ・・・成功をめざして努力をする。決してあきらめない。
 

この10月に日本で、生物の多様性(生物の生態環境、生物種の保存など)を守ろうという重要な国際会議、「生物多様性条約会議」(COP10)が開催されます。生物多様性条約とは、湿地保全の「ラムサール条約」、野生生物取引の「ワシントン条約」、屋久島などの自然環境保護の「世界遺産条約」など、非常に広範囲のものです。
2年に1回行われる会議で、今年は日本(名古屋)で開催され、193の国と地域が参加する大規模なものです。そのポイントを説明します。

これまでの目標「2010年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させること」が達成不可能だったため、今回の最も重要な議題は、「今後10年間の生物多様性保全目標(ポスト2010年目標)」を決めることです。
NGO側から、「2020年までに生物多様性の損失を止める。2050年までに生物多様性を回復する」という目標が提案され、欧州など環境先進国の賛同を得ていますが、議長国日本は、「2050年までに生物多様性の損失を止める。2020年までに生物多様性への悪影響を減少させる手法を構築する」という大きく後退した提案をしようとしています。またしても京都議定書の時と同じか・・・とがっかりしています。

もう一つ、重要な話題として、「途上国にある遺伝資源の保護」があります。
これは、先進国の製薬会社、種子会社などが、アマゾンの熱帯林など途上国の遺伝資源を使って利益を上げる一方、途上国は自然環境が破壊され何の利益も得られないため、法的拘束力のある枠組みを作ろうというものです。これ以外にも、海洋の乱獲や乱開発を制限する「海洋保護区の制定」や、温暖化防止と関連して「バイオ燃料の政策フレームワークの制定」など、広範囲なテーマの会議があります。
これまで、つねに先進国の利益を優先して、条約は骨抜きにされてきました。
大切なのは、経済的な利益ではなく、人間を含むすべての生物の多様性と自然環境の保護なのです。

その大きな原因は、
国家や企業が利益追求を続け、
市民が関心を持たず、その利益ばかりを享受し続けていることです。

大切なのは、私たちが
関心を持つこと 
行動することです。

その一つとして、COP10が行われる名古屋会場に行き、イベントに参加する。
生物多様性やCOP10についての報道に関心を持つこと。
自分の意見を述べること。できることから始めること。
『地球村』としても、できるだけ情報をお知らせします。

先日、倉本聰さんの作・演出、富良野GROUP公演 『歸國』 を観に行きました。
舞台は、戦後65年の終戦の日。東京駅で終電が出た後しばらくして、どこからともなく、古い軍用列車がホームに入ってくるのです。
太平洋で戦死した英霊が、当時のままの姿で「歸國」するのです。
いえ、「歸國」ではなく、明け方までのほんの数時間だけの「里帰り」です。
65年間、夢見た故国を見るために「一時帰国」したのです。
英霊たちは、許された数時間、行きたい場所に行き、会いたい人に会います。
令状一枚で招集され、命令一つで生命を差し出した故国は今・・・
物質的には100倍以上豊かになったが、人が人として生きていない・・・
人としての尊厳が忘れられ、人のつながりが忘れられ・・・
彼らは、驚くべき現状を知って、慟哭し、絶叫し、絶望し・・・
無念のまま太平洋の海底へと帰っていく。

★印象的だったセリフ
・豊かさとはなにか。便利さとはなにか。それは、さぼるということだ。
・貧困とは、貧しくて困ると書く。それは困る。
・貧幸とは、貧しくて幸せと書く。それは素晴らしいことだった。
・人は二度死ぬ。
 一度目は肉体的に死んだ時。
 二度目は、完全に忘れ去られたとき。
・我々は時折、海面に浮かびあがって、月を見ながら故国のことを想う。
 子孫たちは倖せな眠りについているだろうか。
 故国のために死んだ俺たちを思い出してくれているだろうか。
 そう願いながら、また冷たい海底へまた沈んでいく。
・そうして65年を過ごした。
 それでもなお我々は、ひたすら故国の倖せを祈り続けている。

★最後のシーン
英霊たちは、私たちに向かって敬礼をしたまま、海底に沈んでいった。
それは無言の「故国をよろしく」という強いメッセージだった。
私は、いやおそらく、そこにいた全員が涙した。

戦後65年、すでに戦後生まれの人が8割。
太平洋戦争の戦死者は軍人、民間人合わせて300万人。
その大きな戦争の犠牲者を思えば、私たちは、もっともっとこの国の未来に責任があるのではないでしょうか。
私は、決意を新たにしました。

終戦から65年。すでに戦後生まれが人口の8割を占めています。
8月に、広島県福山市で「平和のワークショップ」を行ったこともあり、今回は「戦後65年」と「これから」について書かせていただきます。

★江田島の教育参考館
ワークショップの前日広島入りして、旧海軍兵学校のあった江田島に行きました。現在は、海上自衛隊幹部候補生学校や訓練所になり、その一角には特攻隊員の遺書や遺品などを展示する教育参考館がありました。
「父上、母上、弟よ、妹よ」という書き出しで始まる遺書・・・。

「ゆうべ、出撃命令を受けました。まもなく出撃です。
私の人生は幸せでした。まるで夢のような日々でした。
ここまで育てていただいた御恩、決して忘れません。
もう一度、父上、母上に会いたいと思うことも、今となってはかなわぬ贅沢。
十分な親孝行ができなかったことが心残りですが、お国のために精一杯のことをします。
この手紙が届くのはお盆の頃でしょう。私の初盆です。
弟よ、妹よ、父上、母上をよろしく。兄は大空より見守っているから。
では、行ってまいります。さようなら」

どの遺書も、万感の思いが驚くような達筆で書かれていました。
20歳前後の若者が、ここで学び、ここから特攻隊として出撃していったのです。
いまは海上自衛隊幹部候補生が出発していく浮桟橋に立ち、まぶしく輝く海を眺めました。
まぶしい太陽の下にそびえるいかめしい建造物、戦艦主砲が悲しい・・・。
その16インチ砲(直径40センチ)は射程38キロメートル・・・。
「玉砕の島」で検索するとツラギ、アッツ、サイパン、グアム、テニアン、硫黄島などの名前が出てきます。それらの島は、このクラスの艦砲射撃でハチの巣にされ、1平方メートル当たり何発もの砲弾を浴びたのです。
硫黄島は日本軍2万人に対して、米軍は艦船800隻、航空機4000機、総員25万人。島の形が変わるほどの熾烈な艦砲射撃と空爆を受け、全員玉砕しました。

★広島平和記念資料館
ここには何度も訪れていますが、毎回大きな発見や感動、気付きや決意があります。
今回は、中学生の黒こげ死体が抱いていた弁当箱の展示に心打たれました。
食べられないまま黒こげになったご飯・・・。それを発見して涙した母親の手記・・・。
母親が育てた根菜で作った煮物と大豆ご飯のお弁当を、少年は守るように胸に抱いて死んでいた。どんなにかお昼が待ちどおしかったことだろう・・・。
せめて、最後の食事を食べさせてあげたかったと涙した母親・・・。
写真を撮りながら、私も涙があふれました。

★平和ワークショップ
このテーマでのワークショップは初めて。どのテーマであれ、ワークショップの目的は、「虹の天使」を育成することだから本質は同じですが、この時期に広島での開催とあって、参加者(定員30名いっぱい)の思いは熱かったです。
主たる内容は、

1.原爆の被災者の方(語り部)を招き、当時のお話を伺いました
2.ガンジー師、キング牧師の非暴力、非服従について話しました
3.ディープエコロジーのエクササイズ(体験)
4.活動報告(核拡散防止条約、平和市長会議など)
5.「虹の天使」の学びと決意

参加者の多くは、「世界の平和の前に家庭の平和を、家庭の平和の前に自分の心の平和を。平和は自分の心から始まる」というガンジー師の教えを再確認し、まず自分が変わることを決意しました。

★日本の戦争の歴史
ワークショップの中の一コマを紹介します。
明治維新以降の日本の戦争の歴史をごらんください。どう感じますか。

1868年 明治維新、富国強兵、経済拡大
1894年 日清戦争
1904年 日露戦争
1910年 朝鮮併合
1931年 満州事変
1932年 上海事変、満州国建国宣言
1933年 国際連盟脱退
1937年 日華事変(日中戦争)
1941年 太平洋戦争
1945年 敗戦

何を感じられたでしょうか。次に、戦後の歴史をごらんください。

1950年 朝鮮戦争、警察予備隊設置
1954年 自衛隊設立
1960年 日米安保条約締結
1965年 ベトナム戦争介入
1991年 自衛隊海外派遣(湾岸戦争)
2001年 9.11事件 米国を支援
2003年 自衛隊イラク派遣
2006年 防衛庁が防衛省に格上げ
現在    憲法改正、非核三原則見直しへ
どう思われましたか。このままで、いいのでしょうか。

★なぜ平和が実現しないのか
あなたは、平和を望みますか、戦争を望みますか。
世界には、平和を望む人と戦争を望む人、どちらがどれくらい多いでしょう。
おそらく、平和を望む人の方が100倍以上多いでしょう。
では、99.9%以上の人が平和を望んでいるのに、なぜ平和が実現しないのでしょう。それは、戦争を望む人の努力の方が大きいからでしょう。
平和を望む人より、戦争を望む人の方が、本気で努力をしているからです。
スパイを使い、テロリストをも利用し、大きなお金を動かし、政治を動かし、世界中で24時間体制で努力しているからです。
それに対して、平和を望んでいる人たちはどれほどの努力をしているでしょう。たとえば、あなたは平和のために、この1年間どれほどの努力をしたでのしょう。どれだけの時間とお金をかけましたか。
世界では、戦争のために毎年150兆円ものお金が使われていますが、平和へのお金は10兆円にも満たないのです。それでは勝負になりません。

★どうすればいいのか(提言)
こういう時代、中途半端な軍備を持っている方がかえって危険です。
むしろ、軍備としては不十分な予算を平和に使うと大きな効果があります。
近隣諸国に対して軍備に4兆円をかけるよりも、近隣諸国の和平に4兆円を使う方が平和に対して大きな効果があります。
平和憲法に基づいて本気で、平和に向けて大きく方向転換をする時期に来ていると思います。世界にはすでに非武装の国が27カ国あります。
日本もそれを本気で考える時期に来ていると思います。

◆実現へのステップ
1.日本は、軍備を持たない非武装、平和国家を宣言する。
2.自衛隊を段階的に災害救助隊に変更する。
3.日米安全保障条約(軍事同盟)を段階的に解消し、日米平和条約を締結する。
4.現状の軍事予算を世界平和に使う。
※現状の軍事費4兆円、災害救助隊費用1兆円以下 ⇒ 差額3兆円以上

以上について、
1.まず、サミット(先進8カ国会議)で説明し了解を得る。
2.隣国にも説明し、了承を得る。
3.国連で上記の説明をし、了承を得る。
4.国連の主要部署に、平和大使として代表を送る。
5.紛争国の和平交渉に随行し、実績を上げて行く。
日本だけではなく、非武装国27カ国、中立宣言国スイスが和平交渉にあたる和平国家グループを形成し、国連の安全保障理事会に大きな発言力を持つようにする。
これ
には、和平交渉などの実績を重ねることが必要です。

★みなさまにお願い「平和市長会議」
・1982年6月、第2回国連軍縮特別総会で広島市長が、核兵器廃絶へ向けて国境を超えた都市の連帯を呼びかけ、平和市長会議が生まれました。
・現在、核廃絶の趣旨に賛同する世界の144カ国4069都市が参加。
日本は785市区町村が参加(全体1750市区町村の44.9%)。
・今年のNPT(核拡散防止条約)会議には、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」に世界1500都市の賛同署名を提出。「都市を攻撃目標にするなプロジェクト」への100万人以上の市民署名を提出するなど、活動を行っています。
・平和市長会議は、核のない未来賞(2007年)、マクブライド平和賞(2006年)、世界平和市民賞(2004年)を受賞しました。

◆この平和市長会議に現在、日本の全市町村の44.9%が参加していますが、100%の参加をめざして、あなたの近隣の市町村に参加を呼び掛けてみませんか。
町の無差別攻撃や、核攻撃に対して市町村として反対の意志表示をするこの活動は、とても具体的で大切な活動だと思います。すでに約半数の市町村が参加しています。
ぜひ、あなたの町でも、近隣の町でも、これに賛同、参加してもらいたいと思います。
あなたも自治体に呼びかけてください。

「平和市長会議」
詳細 ⇒ http://www.mayorsforpeace.org/jp/index.html

★最後に
この戦争で、日本の犠牲は兵士230万人、民間人80万人とされています。
それだけの犠牲を払って守ったものは何だったのでしょうか。彼らが、現状の日本を見ればどんな気持ちになるでしょう、嘆き、悲しんでいるのではないでしょうか。
特攻隊員の方の遺書を読んでみてください。

【特攻隊員の遺書】

 父母上様、長い間お世話になりました。
 今日の海の色、見事なものです。決してなげいて下さいますな。
 数々の思い出は胸中をかけめぐります。
 故郷の兎追いしあの山、小鮒釣りしあの川、皆懐かしい思い出ばかりです。
 もっと孝行がしたかった。そればかりが残念です。
 甘えた事、叱られた事、皆懐かしいです。
 いつまでも仲良くお暮らし下さい。私も喜んで大空に散っていきます。
 お願いします。御身大切にごきげんよう。

  特別攻撃隊 ○○○○ 18才
  昭和19年○月○日  レイテ沖にて特攻戦死
                

映画『ザ・コーヴ』は、イルカ保護団体が日本のイルカ漁をテーマに制作した映画でアカデミー賞(長編ドキュメンタリー賞)を受賞し、その上映については、日本各地で反対運動が起きて上映中止が相次いでいることでも話題になっている映画です。
NHK「クローズアップ現代」でも取り上げられるなど賛否両論ですが、だからこそ、ぜひ映画を観てください。

●日本の捕鯨について
・商業捕鯨は国際的に禁止されているが、日本は「調査捕鯨」という名目で毎年1千頭以上のクジラを殺し、食用として販売をしている。
・調査が目的なら、毎年これだけ多数のクジラを殺す必要があるのだろうか。

以上が捕鯨について一般的な認識ですので、この映画もこうした論点で「日本の捕鯨」を告発する映画だと思っていました。
ところが、実際に映画を見ていると、論点が違っていました。

●映画では
・日本は年間2万3千頭のイルカを殺している。生け捕りした一部は動物園や水族館に販売し、残りのほとんどは食肉として販売している。
・日本ではイルカ肉がクジラ肉として流通しており、日本人はイルカだと知らずに食べている。
・イルカ肉には水銀汚染が大きいものが含まれている。
・和歌山のある地域で、湾に追い込まれた多数のイルカが銛(もり)で残酷に殺され、湾はイルカの血で真っ赤に染まっている。それは住民にも厳重に隠されている(映画では、現場に潜入し、殺戮の現場を隠し撮りしていました)。

日本ではクジラ肉が売られ、食べていることはもちろん知っていましたが、「イルカ肉」が「クジラ肉」として流通して、知らずに食べていることに驚きました。
イルカとクジラは共に哺乳類でクジラ類の仲間です。確かに大きさの違いだけですから、なるほどなあと納得しましたが、「もう絶対にクジラは食べないぞ!」と思いました。

イルカの曲芸、ライオンの曲芸、猿回しのサル、動物の調教なども、動物愛護の観点から考えてみれば、動物虐待だし、ペットを飼っている現状も、近未来には、過去の奴隷制度と同じように、「昔はひどいことをしていたなあ」という時代が来るでしょう。
この映画は、皆さんにぜひ見ていただきたいと思います。
そして、私たちの生活、考え方を見直すきっかけにして欲しいと思います。