週明けのエッセイ
高木善之のショートエッセイをお届けしています。
2009年の週明けのエッセイ
非対立について
2009年1月19日
『地球村』の基本理念は非対立です。
非対立というのは対立しないという意味ですので、
「意思表示とか、署名運動とか、○○反対など
何もしてはいけないのですか」と聞かれることがあります。
そうではありません。
ぜひ非対立を理解してください。
意思表示にも対立と非対立とがあると思います。
「相手が悪い!自分は悪くない!けしからん!」
という気持ち(怒りや抗議)があれば、
その意思表示は対立でありトラブルになりますが、
「みんなのために、お互いのために改善しましょう」
という気持ちであれば、
その意思表示はだれもが理解でき
受け入れやすいのではないでしょうか。
同じような言葉や行動でも、
怒りや抗議から発するものと、
平和や安全、幸せを願ってのものとは
結果が大きく違ってきます。
意思表示に限らず、
署名やデモ、座り込みも同じだと思います。
デモにも座り込みにも
対立と非対立とがあると思います。
一家団らんで、
友達同士で楽しげに歩いているのは
対立ではありませんね。
家族や仲良しグループが
楽しく座っているのも対立ではありませんね。
歩くことや座ることそのものに対立があるのではなく、
その気持ち、心の中が問題なのです。
一家団らんで、友達同士で、仲良しグループで
楽しく行進すればどうでしょう、楽しく座ればどうでしょう。
「美しい地球を子どもたちに」
「子どもたちに○○はいりません」
というプラカードを持っていてもかまいません。
ゼッケンを付けていてもかまいません。
そして周りの人に楽しいチラシを配ってもかまいません。
だれでも署名をしたくなるようなチラシを作りましょう。
心ある人ならだれでも参加したくなるような楽しいデモ行進、
愛にあふれた座り込みを工夫しましょう。
それが非対立です。
対立・非対立は形や行動にあるのではなく、
心にあるのだと思います。
その行動が怒りから発したものか、
愛から発したものかで全く反対の結果が生まれます。
言葉や行動を見直しましょう。







